第1話 毎度おさわがせします!1985/04/12 (石橋先生)田村正和
(石橋涼子)森下愛子
(小坂先生)所ジョージ (矢野先生)仁科幸子
(高丘道江)真木洋子 (高丘信子)中山美穂
(高丘祐太郎)吉原正皓 (高丘祐二)小山 洋
(益田校長)林 昭夫 (小林福一郎)歌澤寅右衛門 (小林 稔)池谷健一
(荒牧先生)菅井きん
(渡辺)鶴田 忍 (主婦)青木和代 (主婦)井上裕季子 (主婦)松田真知子
(旧5年3組) 磯崎亜紀子 玉木 潤 竹内章祝 星野光司 高橋奈緒 幸内康雄
【演出】 松田幸雄
運動場の使い方など、校則が6年の都合のいいように作られてると不満が広がっていた。 家でも年上の姉が優遇されていると不満を募らせた高丘は、年上に対する反発から、児童会選挙で6年に負けじと、5年生ながら会長に立候補する。 怪文書をバラ撒くなどした6年に対し、パーティを開くなど対抗、選挙戦はヒートアップ。 結果、見事当選を果たした高丘であったが、選挙違反との密告が寄せられる。 石橋先生から進退を迫られていた折り、高丘は次点となった6年から、自分の将来を考えさせられるような密談を持ち掛けられ…。
- 冒頭(アバンタイトル)は、終業式を終えた旧5年3組の教室シーンから、という意表を突くもので、半年ぶりにパート1の生徒が登場。
6年に進級すると石橋先生が担任でなくなると分かると、 「素敵な先生だったのに…、たった一年で…?」 「私、6年生になりたくない!」 などの声が上がり、皆が感極まったように先生に駆け寄り、一気に惜別ムードに…。 が、チャイムが鳴った途端、 「あ!時間だ!」と、一転して元気に教室を出て行く生徒たち。石橋先生、呆気に取られる。
- パート1でゲスト出演だった、中上綾も登場。副会長候補として校庭で『天使のウインク』を歌うなど、パート2のスタートにふさわしく、賑やかな顔ぶれが勢揃い。
パート1の生徒たちは結構半年の間でも変わっていて、竹田・深見・梅沢は坊主頭では無くなった分落ち着いた感じ?激変したのは梅沢で、坊主頭でなく、しかもメガネをかけているので誰だか判らないほど。環や森田など、声変わりしていたりも。
- パート1ではずっとお腹の大きな妊婦だった、石橋先生の奥さん。そのうっぷんを晴らすかのように、井の頭公園を軽やかにジョギング。
6ヶ月の赤ちゃん・浩介も初登場で、石橋夫妻はすっかりパパ・ママに。
- 新5年3組の生徒で最初に登場するのは、選挙ポスターに落書きをしていた居作・牛島・薄井・高丘・手塚の5人。
注意した6年に対して居作が、「5年生に向かって何だとは何だとは何だよぅ〜!」
- 学級委員を推薦するシーンで、「高丘君を推薦します」と発言の五十嵐まりも。
後姿しか映らないものの、この時点では役名が異なっていたのか?なぜか日直からは、「江藤さん」と呼ばれてます。
- 校内放送のキャスターは「森本キャスター」。
森本の名はもちろん、森本毅郎アナ(84年にNHKを退職し、当時TBS専属)に由来?でも「さて…」で始まる口調は、日テレの小林完吾調。
- ラブホテル談義に花を咲かせる、追放運動の主婦たち。
「あんなものはね、吉祥寺に無くたっていいんです」
「そうよ、新小岩とか錦糸町とか、あっちの方にね、あればいいのよね」
「無くても困りますからね」 自由の女神が聳える『ホテルニューヨーク』は、何と吉祥寺に実在のホテル(!)
- 密かに小林家に招かれた高丘が、心を動かされた新聞記事。
「小6は34万人大学入れず きびしい『団塊の世代』の子供 リクルート7年後予測」 石橋家でも涼子が記事を見つけ、石橋先生が読み上げる。画面に はテロップが。 | 大学志願者 | ・・・ | 102万人 | | 大学定員 | ・・・ | 68万人 | | | | 34万人 | (日本リクルートセンター予測)
◆BGM
旧5年3組の教室 「私6年生になりたくない!」 「あ!時間だ!」 |
『渚のdance hall』 |
登校時、校門前での選挙戦。6年は自転車選挙カー |
『今夜はCまでRock'n Roll』 |
高丘は誕生パーティ、6年は戸別訪問を |
『電撃lookin'&shockin'』 |
スナックで、石橋先生と高丘母が互いの素性を知り驚く |
『ウィークエンド・アバンチュール』 |
投票所で、高丘・小林両候補が投票 |
『今夜はCまでRock'n Roll』 |
石橋先生が、ハンバーガーショップで高丘に忠告 |
『メモリー・ブレンド』 |
高丘が、会長を辞退すると発表 |
『哀しくてジェラシー』 |
中学受験を目指す事となった高丘が、 姉と再び部屋割りでケンカ |
『哀しくてジェラシー』 |
校門前を、選挙カーが通過するエンディング 「全く若ぇくせに生意気だなー、今の5年は」 「やっぱり俺たちオジンか」 |
『電撃lookin'&shockin'』 |
◆ロケ地
石橋先生の奥さんがジョギング 登校中の6年(竹田・西川・梅沢・小林)と会う |
井の頭公園 |
登校途中、選挙ポスターの落書きで、5年と6年がケンカ |
校門近く |
5年と6年が運動場の使用を巡って対立 「全く5年生のくせに生意気だなー」 「6年のくせにチビだなー」 |
校庭 |
5年が公園でサッカー・小坂&矢野先生が通り掛る 「そっちよりあっちの方がいいホテルありますけどねぇえぇえ?」 |
井の頭公園 ・野外ステージ |
矢野先生にさっさと帰られてしまった小坂先生が、 ラブホテル追放に署名 |
吉祥寺駅南口 |
タクシーが駐車中の、高丘家のある団地 |
都営武蔵野アパート |
自転車選挙カーも登場の、登校時の選挙戦 |
校門前 |
小林・中上ペアの選挙演説 「今日は私の歌を聴いて下さい♪」 |
校庭 |
大西記者による突撃インタビュー 「誰に投票するか決めた?」 「校門前から大西がお伝えしました」 |
校門前 |
6年の西川が、下駄箱に怪文書を |
昇降口 |
『高丘祐二の誕生を祝う会』開催の、モスバーガー(外観) |
? |
6年が戸別訪問 「キン消しと、北斗の拳のバッチと、チェッカーズのシール。どれが欲しい?(ウインク)」 |
? |
放送部が取材に来る、投票所 |
体育館 |
高丘が掃除中、石橋先生から声を掛けられる |
渡り廊下 |
高丘母らが、ラブホテルを見学 「高丘さん、あなたってセクシーよ、綺麗に映ってるわよ」 |
ホテルニューヨーク |
小林家から出てきた高丘に、風呂敷包みを持ったラブホテルの オーナーが 「小林先生様のお坊ちゃまでいらっしゃいますか?」 |
住宅街 |
夜、高丘夫妻がタクシーで乗り付けるホテル 「いつもは表までだろ…面白そうなんだ」 |
ホテルニューヨーク |
市議選で、小林福一郎候補の選挙カーが派手派手しく通過 「教育問題に、持てる情熱の全てを傾けます!」 |
吉祥寺大通り・東急前・パルコ前 |
下校時、校門前を選挙カーが通過 「今回危ないらしいね、君のオヤジ」 「選挙で落ちるとタダの人か、大変だね」 |
校門前 |
◆ゲスト出演など
役 名 |
芸 名 (1985年 満年齢) |
うちの子での役柄など
出演者プロフィール |
高丘祐太郎 |
吉原正皓 (49)
|
タクシー運転手。
(よしはら・まさひろ) 伴一彦さん脚本のにっかつ映画に出演していた関係で、伴さんに八木康夫プロデューサーを紹介した方だったらしいです。 |
高丘道江 |
真木洋子 (37) |
ラブホテル追放の署名活動に励んでいたものの、皮肉なことに、夫とタクシーで向かった先がそのホテル。 |
高丘信子 |
中山美穂 (15)
|
高丘祐二の姉で中学生。部屋割りで兄弟喧嘩。
(なかやま・みほ) 前クールに放送された、『毎度おさわがせします』でデビュー。 この年の秋には、『うちの子にかぎって… 番外編 避暑地のC』で主演でした。 スペシャル2では、緑山スタジオへの遠足シーンでアイドル・中山美穂として出演。『派手!!!』を歌ったり、『ママはアイドル!』の宣伝も。 |
小林福一郎 |
歌澤 寅右衛門 (55)
|
6年3組・小林稔の父親で、PTA会長。 武蔵野市議会議員でもあり、校門脇には、親子の選挙ポスターが並んで掲示(笑)
(うたざわ・とらえもん) パート1第6話でも、PTA会長役で登場でした。 |
渡辺 |
鶴田 忍 (39)
|
追放活動が起っている、ラブホテルのオーナー。
(つるた・しのぶ) 『子供が見てるでしょ!』では、原島弁護士役で出演だったようです。 |
森本 キャスター |
深谷 亘 |
校内放送「MTV」のキャスター。選挙特番の第1話の他、 第8話(「ニュース速報です。我々の憎き相手、詐欺師の清水が捕まった模様です!TBSの画面に切り替えます」)・第11話(先生の趣味のコーナー)・第12話(吉祥寺シスターズ)にも登場。 パート1では、第1話のラストに登場。「小坂先生が、噂の恋人にふられたもようです」 |
大西記者 |
? |
校内放送「MTV」のメガネをかけた記者。児童会選挙の解説リポーターとして活躍。 「5年生への対抗手段ですね。 会長候補の小林とペアを組むという、新手の選挙戦術と思われます」 |
第2話 俗悪テレビ番組 文句あるなら云うてみい
1985/04/19 (石橋先生)田村正和
(石橋涼子)森下愛子
(小坂先生)所ジョージ (矢野先生)仁科幸子
(新聞青年)とんねるず (山本晋也)山本晋也
(居作竜太郎)大原和彦 (益田校長)林 昭夫 (竜太郎の母)鷲尾真知子
(鴨下優子)山口真紀 (優子の父)江藤 漢 (優子の母)千 うらら
(デスク)新井今日子 (受付嬢)今関 泉 (受付嬢)松山 薫
(商人)岸野一彦 (アベックの男)ミッキー柳井 (アベックの女)高中流水
(荒牧先生)菅井きん
(関口 宏)関口 宏
(竜太郎の父)横山やすし
【演出】 塩川和則
子供の度を越したケンカや成績が悪いのはテレビが原因だと思い、怒った居作の父(横山やすし)は家のテレビを破棄し、TBSに抗議に行く。 だが満足な返事を得られず、ついには学校の教室に出向き、テレビを見てはいけないと説教する始末。 しかし石橋先生から、テレビの中でも学べる事はあると諭され納得、家にテレビが戻ってくる。 一方、鴨下家では逆に親がテレビ好きで、チャンネル争いをするほど。 テレビに夢中のあまり料理も失敗する母を見かねた鴨下は、ついにはテレビの鍵「テレッ子ロック」をつけてしまうのであった。
- 冒頭は、テレビに映る、『うちの子にかぎって…』。
映っているのは、第1話の校門前での選挙活動シーン。 そのテレビを見ているのは居作。自分で自分のこと見ているような?(笑) その傍らで、母親(鷲尾真知子)がTBSに苦情電話を…!
「はい、こちらTBSです」 「もしもし、TBSですか!? いますぐ放送をやめて下さいっ!」 (傍らにいる居作に向かって) 「竜太郎、テレビ消しなさい!」 (居作) 「ヤダね!誰が消すか」 「どうしてこんな教育に悪い番組放送してるんですか? 確かにね、今の子供達にああいった面が無いとは申しませんよ、でもやり過ぎですよ! うちの子も5年生ですけどね、全然違いますよ! それにね、子供達はテレビに影響され易いんです、うちの子が真似したらどうしてくれんですか!?」 (呆れる居作) 「真似する訳ねぇだろ…」 「おたくね、天下のTBSでしょう!? こんな下らない番組やってるんなら、あの…『金八先生』再放送して下さいよ!『金八先生』を!」 そして居作に向かって、 「見ちゃダメ!!」 「何で!?」 冒頭から何ともパワフル!大胆な展開です。
- 給食の時間、校内放送では『児童会副会長・中上綾オンステージ』に続き、校長の『今日のひとこと』。給食など食べ物を好き嫌いなく…との話。
そして羽田の音頭で、牛乳のイッキ飲みが始まる。 参加したのは江藤・富永・原島・山脇・前半の岡田の5人で、江藤・富永がほぼ同時に一番。
- 職員室で、流行語の話題に顔をしかめる小坂先生。
「テレビの影響ですね。いかんな」。さらには、 「言葉ではありません、あれは美しい日本語を食い荒らす害虫です」と、厳しい意見。 そして、「そんなひどいですか…」「例えば?」と聞かれ、 「『知っとるけ?』『サイテー』『てか?』『どぉも〜』」など、次々と流行語を披露。「『ス・ゴ・イ・で・す・ねー』」と、気付いた時には、周りの先生たちは呆気に…。
- 局を越えての、様々な番組が登場していました。
- 『うちの子にかぎって…』 居作が見る傍らでは、母が苦情電話。
- 『少女に何が起ったか』 居作親子のスイッチバトル
- プロレス長与千種×巨人戦ナイター 鴨下家で、女子プロレスファンの母×巨人ファンの父、チャンネル争い
- 『徹子の部屋』(テレ朝系) 片岡鶴太郎出演の回を、居作母が録画しようとする。(ちなみに居作家のビデオはベータ)
- 『8時だョ!全員集合』 オープニングを、石橋先生が見る
奥さん 「やだー、こんなの見るの?」 石橋先生 「いや子供たちがね、どんなの面白がってるのかと思ってさ」 奥さん 「だったら『ひょうきん族』の方がウケてるんじゃない?」 石橋先生 「いっぺんに見られないからね、今日はこれ」 何とも大胆な奥さんのセリフ(笑) ちなみにこの年の秋、『全員集合』は放送終了でした。(放送期間16年) - スポーツニュースのエンディング→ 日の丸での放送終了(NHK)→ 『TV海賊チャンネル』(日テレ系)
深夜にテレビを見る小坂先生。「いかんな〜」などと言いつつ、実は所ジョージ司会の、当時俗悪番組と名指しされていた番組。しかも日テレに抗議に行くという、痛烈な皮肉でした。 - 『毎度おさわがせします』 居作家で食事中、Hシーンが映り、居作が「おーっ」と見入るが、すかさず父(横山やすし)が消す。
そのタイミングがピッタリと、やすしの息子・木村一八が映るシーン(笑) - 『8時だョ!全員集合』 卵を投げる、ヒゲダンス
鴨下家で、しじみ売りが卵を割ってしまう時代劇とチャンネル争い。「もったいない」と言いつつ、料理中の卵を焦がす羽目に。「もったいな〜い」 - 松田聖子婚約記者会見 新聞のテレビ欄に、
『3時のあなた 中継!松田聖子が神田正輝と電撃婚約会見』 とあり、居作母が「あの郷ひろみと別れた松田聖子!?酷い女…でも見たい」と、テレビが無いのに録画。Hビデオ?に上書き録画されてしまった居作父、「この女が脱ぐんか?節操のない女」 - ニュース(山口組組長狙撃事件)
テレビより現実の方が俗悪!?という皮肉なラスト
- TBSへ抗議に行く、居作の父。
入口には、『うちの子…』のポスターが。 他、所ジョージ司会の『スターオーディション』、『水戸黄門』、『乳姉妹』のポスターも。 応対には、八木プロデューサー本人が登場! (「この人、本当のプロデューサー」とのテロップが)
「どない考えてるのや!?子供への影響をや!」 「まあ、過激な場面はあるかと思いますが、最後までご覧になって頂ければ、番組の意図は充分ご理解願えるとは思うんです」
「アホかお前。番組の意図?そんな事いちいち我々が考えてテレビ見てると思うとるのかアホンダラ。子供というのはな、派手な場面しか覚えてないのや!」 「貴重なご意見、大変ありがとうございました」
「まだ終わってないやないかお前」
「ま、受信料を頂いている訳ではありませんので、まあ番組がお気に召さなければ、別のチャンネルに替えて頂いても一向に構わないのですが」
「お前、顔の割にえらいキツイこと言うやないか。それやったら話にならやないかお前」
-
井田 「ねえねえ、また『金八先生』、再放送やってんじゃん」
岡野 「見てるの?」
井田 「まさか。お母さん、見ろ見ろってうるさいけど」
岡野 「そうなのよね、あの年代には受けるのよ」
今井 「うちも一生懸命見てるの。最近説教臭くって」
鴨下 「テレビの悪影響ね」 - ゆで卵の調理実習のはずが、生卵投げ合戦で修羅場と化す家庭科室。
何百個という卵が行き交う様は圧巻!数々の撮影の中でも一番と言っていいほど大変なシーンだったのでは?このドラマならではの名(迷)場面です。
- とうとう学校の教室にまで押し掛けて行く、居作の父。
「安モンのサラリーマンの娘や」 「この女も冷めとるなー」などアドリブ?を言いつつ、説教を。 「不良少女ごっことか、全員集合とか、そんなもの見とったらあかん」 「しょうもない番組を見て、テレビの真似をしたらいかんよ」と、呼び掛けるものの、大きなお世話だと、帰れコールが起こる。 さらに、テレビより新聞を読むようにと、『毎日小学生新聞』も配るものの、 「だっさーい、毎日小学生新聞だって」とけなされる。
- 居作父から指導不足を指摘された石橋先生、持論を展開。
「今の子供達にですよ、終戦直後の食糧難の話をしても説得力ありませんよ。 食べ物を大切にしろと言ってもですよ、何でもかんでも溢れている時代ですからね」 「あれ(卵投げ)ですね、実際にやってみるとですね、ぶつける方は実に楽しいんですよ。 ところが、ぶつけられる方、これ大変なんですよ、ベトベト気持ち悪くて。 それから後始末ですね。これもまた大変なんですよ、面倒臭くて。 子供達ね、その事がよく分かったと思いますよ。 テレビでは、面白おかしい部分しか映さないという事もね。 ですからね、頭ごなしに禁止するよりも、その方か効果があったと、僕は思うんですけれどもね」 これを聞き、居作父ついに納得。
- 『クイズ100人に聞きました』に、益田校長・荒牧・石橋・矢野の各先生と石橋先生の奥さんが「吉祥寺本町小学校チーム」として出演。
「東京で小学校5年生100人に聞きました、答は6つ。世の中から無くなって困るものは何ですか?」 即座に、荒牧先生が自信ありげに、 「教科書。」 と答えたものの、もちろんそんな答はなく、相手チームに先行を取られてしまう。 しかし1番の答が出ず、『吉祥寺本町小学校チーム』に一挙逆転のチャンスが。 そして出した答は、 「学校ー!」 しかし見事ハズレ、「見送り」に。 1番の答は『テレビ』40人。 以下、2:食物17人、3:お金15人、4:トイレ12人、5:電話4人、6:塾3人。 ちなみに、相手チーム『木更津八百吉チーム』で、 「お金!」 と先行を取った回答者のネームプレートには、「吉田秋生」。 他の回での演出スタッフの名が(笑)
- 娘によって『テレッ子ロック』が付けられてしまった鴨下家。
「せめて食事の用意が終わってからにすれば?テレビ」 と、母に忠告の鴨下が、テロップ表示を読み上げる。 テレビ平均視聴時間 小学生・・・3時間5分 主 婦・・・5時間28分 (ビデオリサーチ調査) 「健康のため、テレビの見過ぎに注意しましょう」
- ラストシーンは、テレビが戻った居作家の居間で、ニュース番組の山口組組長狙撃事件を見入る居作。
「やっぱ現実の方が面白いよなぁ」 「いつ復讐してくるのかなぁ?」 「ドラマやバラエティなんてメじゃないよな、やっぱニュースが一番だよな!」
◆予告 (20秒。BGMは、主題歌・『ティーンネイジ・ドリーマー』)
この番組や、『うちの子にかぎって…』 ダメー! ス・ゴ・イ・で・す・ねー それそれー! イッキ!イッキ!(居作父が酒) イッキ!イッキ!(居作が牛乳) イッキ!(薄井に生卵) イッキ!(羽田に生卵) イッキ!(小坂先生に生卵) 顔は狙うなよ!
◆BGM
自転車を押す居作父が、愚痴りながら新聞店に戻る |
『ウィークエンド・アバンチュール』 |
居作・羽田・薄井・山脇の、水戸黄門御一行?登場
|
『ああ人生に涙あり』(里見浩太朗 ・伊吹吾郎) ※イントロのみ |
水戸黄門御一行vs不良少女軍団の、プロレス実況 「お前はもう、死んでいる」 |
『ライツ・アウト』(マッコイ) |
登校中、「♪女子大生に、させといて〜」 |
『今夜はCまでRock'n Roll』 |
小坂先生が、テレビ局へ俗悪番組の抗議に |
? |
井の頭公園での、「不良少女ごっこ」 |
『NEVER』(MIE) |
ゆで卵の調理実習が、生卵投げ合戦に |
『ギザギザハートの子守唄』 |
新聞に、『テレッ子ロック』の広告(\3500) 居作家にテレビが戻る |
『電撃lookin'&shockin'』 |
◆ロケ地
毎日新聞の勧誘で『ゴキブリ全員集合』を渡される、鴨下家 |
? |
新聞購読を断られた居作父が、愚痴りながら自転車を押す坂道 |
? |
従業員が新聞を搬入する、『居作新聞販売所』 |
南青山・ 毎日新聞青山専売所 |
小坂先生に尋ねる羽田たち。「先生、土曜の夜、何見てんの?」 「『海賊チャンネル』じゃないの?」「『オールナイトフジ』!絶対!」 |
校門近く |
居作父が抗議へ 「『うちの子にかぎって…』これがいかんのや」 |
赤坂・TBS |
小坂先生が抗議へ 「確か麹町って言ってたよな…」 |
麹町・日本テレビ |
不良少女ごっこ 「オイ、開いてるよ」(笑) |
井の頭公園 |
鴨下母が娘を連れて押し掛ける、『居作新聞販売所』 |
毎日新聞青山専売所 |
新聞に、『テレッ子ロック』の広告が |
井の頭公園 |
◆ゲスト出演など
居作新太郎 |
横山やすし (41)
|
『居作新聞販売店』の店主。家族でただひとり、関西弁。
(よこやま・やすし) 酒が苦手な役だったものの、実際は酒豪として知られていました。 教室で新聞を配るシーンでは、 「スポニチ?おいお前、競艇行くんか?」 というセリフがありましたが、自らのボートチームを持つほどの競艇ファンだったらしいです。 田村正和さんとの共演も何とも異色で、貴重なものでした。
この年の4月から新番組、『やすしの度胸一発!』(TBS系)がスタート。『TV海賊チャンネル』 『オールナイトフジ』の裏番組でした。 |
居作恵津子 |
鷲尾真知子 (36)
|
最終話での、「ガン違い」シーンにも登場でした。
(わしお・まちこ) 冒頭の、TBSへの苦情電話シーンの迫力は圧巻! ちなみに、以降の『金八先生』シリーズには、母親役や教師役など5役も出演だったようです。 うちの子パート1では、広瀬 栞の母親役でした。 |
鴨下佳男 |
江藤漢斉 (43)
|
帰って来るなり、いきなりナイター中継を見るほどの巨人ファン。
(えとう・かんさい) 当時の芸名「江藤 漢」より改名。実際も巨人ファンらしいです。 |
鴨下タカ子 |
千 うらら (40) |
テレビ好き。特に女子プロレスのファン。 「フレ、フレ、千種!」 |
石山浩之 |
石橋貴明 (24)
|
居作新聞販売店の従業員。『少女にナニがおこったか?』のビデオを店主に貸す。 「わかっていーるじゃありませんか、オトーさん!」 飲み会では、カラオケで『イッキ!』を歌う。
(いしばし・たかあき) 第7話では、武蔵野市サッカークラブのコーチ役で出演でした。 |
木元 昭 |
木梨憲武 (23)
|
居作新聞販売店の従業員。ビデオ上映会に店主を誘う。 「オペロンオペロン」 「濡れ濡れ、キョンキョン!」
(きなし・のりたけ) 第7話では、武蔵野市サッカークラブのコーチ役で出演でした。 |
山本晋也 |
山本晋也 (46)
|
小坂先生が見た日テレ系の俗悪深夜番組?に出演。 (小坂先生 「いかんな〜。日本はどうなってるんだ」)
(やまもと・しんや) 当時、俗悪番組として名高かった?所ジョージ司会の深夜番組『TV海賊チャンネル』(日テレ系)に出演でした。 |
関口 宏 |
関口 宏 (42)
|
『クイズ100人に聞きました』の司会。 スタジオのセットやナレーターなども番組そのもので、一瞬どちらの番組を見ているのか分からなくなるほど?
(せきぐち・ひろし) 当時は『わくわく動物ランド』(TBS系)でも司会で、パート1第3話の原田家の食卓シーンに映るテレビでは、声だけ聞こえていました。 |
第3話 あたし…オンナになっちゃった
1985/04/26 (石橋先生)田村正和
(石橋涼子)森下愛子
(小坂先生)所ジョージ (矢野先生)仁科幸子
(諏訪いずみ)西尾麻里 (いずみの父)大塚周夫 (いずみの母)水原由貴
(森原紀子)石原めぐみ (紀子の母)島 かおり (長谷川)西尾 徳
(荒牧先生)菅井きん
(麻紀)イブ (警官)須永 慶 (美容師)御道由起子 (薬局の客)竹内加奈子
(店員)高橋衿子 (主婦)摂 祐子 (チンピラ)伊藤康二 (チンピラ)渥美 博
【演出】 吉田秋生
いづみが書いたラブレターが教室で表沙汰になってしまい、冷やかす男子たちからブス呼ばれされてしまう、いづみ。友達に比べて、いつまでも子供っぽいのもコンプレックスだった。だがそんなある日、「オンナ」になった事により、自信をつけてゆくのであった。 一方、高校生と間違えられるほど大人っぽい紀子は、父親がいなく、石橋先生に恋していた。しかし母親の再婚話にショックを受け、家を飛び出してしまう。 夜遅くに警察に保護された紀子は、迎えに来た石橋先生を強引にデートに誘う。しかし、「身体だけじゃダメだ。心も大人にならないと、女になったとは言えないんだ」と諭され、涙する。
- 冒頭は、石橋先生の38歳の誕生日を、教室で祝うシーン。
クラッカーが鳴り響き、「今日の所は、牛乳で」と、牛乳で乾杯。 そしてバースデーソングが歌われる中、生徒たちからプレゼントが。 さらにいづみと絵里からは、頬に祝福のキスのプレゼント。
- 当初のサブタイトルは、『ブスにはブスの生き方がある』だったらしいです。
ちなみに、田村正和主演のコメディドラマ第2弾、『子供が見てるでしょ!』の第8話
は、『わたし オンナになちゃった』、第9話は『ブスにはブスの生き方がある』。 第3弾の『パパはニュースキャスター』では、第8話『わたし、オンナになっちゃった』のサブタイトルがありました。
- 「はにかみ天使」ないづみが書いた、吉本へのラブレター。それをやっかみ半分な手塚たちにからかわれ、ブス呼ばれされてしまういづみ。
さらに『ギザギザハートの子守唄』の替え歌でからかわれる。 「♪小ちゃな頃から顔悪い 11でブスと呼ばれたよ お岩さんより顔悪い 見たものみんな死んじゃった」
- 夜遅く、警察から石橋家に電話が。奥さんが受け取ると、
「紀子さんのお母さんですか?」。とっさに機転を利かせた石橋先生、 「代わりました、紀子の父親ですが」。 そして警察へ引き取りに現れた石橋先生は、誕生日に紀子からプレゼントされたネクタイ姿で、優しい笑顔で迎える。 家に戻らない紀子にせがまれ、「社会見学」の「デート」を。ディスコ→ラーメン屋。 それでも紀子は帰る決心をせず、終いには超高層ホテルへ。 ちなみにこのネクタイは、第12話での吉祥寺テレビ出演時にも着用だったみたいです。
- 第1話や第2話のような、どぎついブラックユーモアは控え目で、年頃ないづみと紀子がそれぞれの悩みを克服、ハッピーエンドなストーリーは、後味爽やか。
石橋先生の優しさも光る作品で、第9話と共に、市販ビデオの『傑作集』に収められています。
◆予告
あたしって…、ブス…? どうした、具合でも悪いのか? 生理です 私なんかまだ全然だもん うらやましいなー いや! なっちゃった… ん? オンナ
◆BGM
いづみが、吉本に落し物を手渡す |
『HE ME TWO (禁じられた二人) 』 |
体育の時間、いづみたちが手塚に集中攻撃を |
『電撃lookin'&shockin'』 |
日曜日、いづみ・絵里・朋子が原宿へ |
『今夜はCまでRock'n Roll』 |
朋子が、原宿の店でブラジャーを試着 |
? |
いづみたちが入った、喫茶店のBGM |
『IMAGE(イマージュ)』(コシミハル) |
喫茶店で、いづみの親戚の姉が整形を告白 |
? |
いづみが、鏡台の前でこっそり化粧を |
『HE ME TWO (禁じられた二人) 』 |
紀子が、母に連れられ思い出のレストランへ |
? |
石橋先生と紀子が入った、ディスコのBGM |
? |
ホテルの部屋で、石橋先生が紀子を諭す |
? |
男子と女子が口喧嘩のエンディング |
『ギザギザハートの子守唄』 |
◆ロケ地
いづみたちが、忘れ物をした吉本を見掛ける |
校門前 |
紀子が、石橋先生に誕生日プレゼントを。奥さんは高校生と誤解 |
アパート |
紀子が、母の働くスーパーへ |
シヅオカヤ |
体育のハンドボール。紀子は見学 |
昇降口・校庭 |
いづみ・絵里・朋子が、「塾」へ |
原宿駅(竹下口) |
朋子がブラジャーを試着の店 |
銀の人形 |
いづみ・絵里・朋子がソフトクリームを食べる |
ラフォーレ原宿 |
小坂先生が、美人とデート |
表参道・キディランド |
いづみたちが入った喫茶店。隣の店では小坂先生がデート |
竹下通り |
紀子が、母から「長谷川さん」を紹介されるレストラン |
? |
家を飛び出した紀子が、公衆電話から石橋先生宅に無言電話 |
サンロード |
紀子が、男たちから声を掛けられる夜の繁華街 |
新宿・歌舞伎町 |
紀子が石橋先生にデートをせがむ、地下鉄B4出口 |
? |
◆ゲスト出演など
諏訪秀夫 |
大塚周夫 (56)
|
『諏訪薬局』の店主。
(おおつか・ちかお) どこかとぼけた味のある演技は、何ともハマリ役。第3話の他、第10話、スペシャルI・IIにも登場で、父兄役での最多出演でした。 パート1では、森田茂樹の父親役でした。 |
諏訪順子 |
水原由貴 |
美人な母。同窓会に行く準備を。
スペシャルでの母親役は、別キャスト(松本留美)でした。 |
森原瑞穂 |
島 かおり (39) |
スーパーで働く未亡人。「長谷川さん」と再婚しようとする。 |
麻紀 |
イヴ (22)
|
原宿で小坂先生とデートしていた、いづみの親戚の整形美人「麻紀姉ちゃん」。 「今年から就職でしょ、いい機会だから少しいじってみたの」 「二重まぶたにして、鼻をスーッ…」
(イヴ) 当時、「ノーパン喫茶の女王」と呼ばれていたらしいです。 |
第4話 骨まで愛して
1985/05/03 (石橋先生)田村正和
(石橋涼子)森下愛子
(小坂先生)所ジョージ (矢野先生)仁科幸子
(五十嵐まりも)甲斐みどり (白井妙子)伊藤礼奈
(まりもの母)根岸明美 (まりもの父)島田 彰 (益田校長)林 昭夫
(まりもの長兄)加藤善博 (まりもの次兄)酒井俊也 (老女)橋本菊子
(葉子)松岡ちさと (葉子の父)伊藤正博 (主婦)和泉今日子 (主婦)由花ゆかり
(荒牧先生)菅井きん
(沢木ハナ)大路三千緒
(五十嵐宗一郎)殿山泰司
【演出】 伊藤一尋
何かと世話を焼いてくる祖父・宗一郎をうっとうしく思ったまりもは、宗一郎に別な生き甲斐を持たせようと、妙子と相談し、お見合いをさせる事に。 偶然にもその相手・ハナは、初恋の人だった。再会を果たした二人は、結婚を決意する。 しかし家族には冷たく反対され、まりもたちの提案で「駆け落ち」するも失敗。 その後、ハナが老人ホームに入ると聞いたまりもは、学校の「老人ホームの慰問」で思ったより楽しそうな生活を見て、宗一郎にも老人ホームに入ることを勧める。 入所を決意した宗一郎の、新しい生活が始まったと思われたが…。
- 冒頭シーンは、給食の時間。
校長の『今日のひとこと』では、「お年寄りを大切にいたしましょう」 それを聞いた薄井、「校長先生、自分のこと言ってるよ」
- まりもの祖父のお見合い相手を、さっそく学校から探し始める妙子。
荒牧先生には、「旦那様は、まだ生きてらっしゃるんですか?」と直撃。 矢野先生には、「年上の人、好みですか?」 「恋愛の対象として考えられるのは、いくつまでですか?」などズケズケと質問を。 荒牧先生の旦那が元気と知り、まりも「あーよかった」 「何で?お似合いじゃない?」 「荒牧先生が私のおばあちゃんになるわけ?ゾッとしないわ」 「それもそうね」
- 年寄り扱いされて、機嫌を損ねる荒牧先生。
職員室での矢野先生への睨みも、かなり怖いものが…。 そこへ、小坂先生・石橋先生からも次々とお年寄りについての質問が。 ついにはゲートボールは何人でやるのか?の質問にも、「知りませんよ」と、つむじを曲げてしまう。 そんな時にかぎって、校長がゲートボールのステッキを持って登場。 「荒牧先生、ありがとうございました!こいつは掘り出し物ですよ…!第一握った感触が違う」 困惑顔の荒牧先生。
- 宗一郎&ハナのデートでは、シーンごとにテロップが。
看板を鏡代わりにして、“まずは、みだしなみ” 病院の待合室で、“いきな所で待ち合わせ” “ちょっとてれながらも”手をつなぎ、 最後はワインで乾杯、“しあげはしぶく決める”
- 宗一郎&ハナが一緒に見に行く映画は、『お葬式』。
この映画には、荒牧先生役の菅井きんさんや、パート1の池田先生役の宮本信子さん、まりもの兄役の加藤善博さんなども出演でした。
- まりもと兄の年の差を指摘された、まりもの父。冗談半分に、
「思い出したように作ってしまいまして。あまりものみたいなもんですから、『まりも』なんて付けちゃいまして」
- 53年前の昭和7年、宗一郎とハナが見た映画は、大磯で起きた坂田山心中事件を題材にした、『天国に結ぶ恋』。
公園で、その唄を口ずさむハナ。「♪今宵名残りの 三日月も…」
- 「駆け落ち」へと旅立つ、宗一郎とハナ。
白い服でホームに立ついでたちは、国鉄『フルムーン』のCM風。
- 夜、部屋でまりもが読んでいた本は、『秘密のにおい』(サラ・クレイヴン)。
その後、出掛ける時に聞こえていたテレビの音は、ニュース番組『テレポート TBS 6』のオープニング曲でした。
- チェッカーズの主題歌が流れるオープニングは無く、エンディングで『骨まで愛して』(「♪生きてる かぎりは どこまでも〜」、城卓矢・昭和41年)が流れる、独特のラストです。
◆BGM
“お年寄りを大切に”の校内放送 「小さな親切」 「大きなお世話」 |
『ティーンネイジ・ドリーマー』 |
傘を届に来たまりもの祖父が、 皆と入ったハンバーガーショップのBGM |
『あの娘とマッシュポテト』 |
妙子がまりもと共に、荒牧先生に質問 「旦那様はまだ生きてらっしゃるんですか?」 |
『HE ME TWO (禁じられた二人) 』 |
喫茶店でのお見合い |
『美しく青きドナウ』(ヨハン・シュトラウス) |
宗一郎とハナ、53年ぶり・運命の再会 |
『ツァラトゥストラはかく語りき』 (リヒャルト・シュトラウス) |
宗一郎&ハナがデート |
『アメリカン・パトロール』(ミーチャム) |
まりも・妙子が、宗一郎&ハナをこっそり尾行 |
『電撃lookin'&shockin'』 |
生徒vs先生の、ゲートボール練習試合 |
『今夜はCまでRock'n Roll』 |
喫茶店でハナを待つ、まりもと宗一郎 |
『ムーンライト・セレナーデ』(グレン・ミラー) |
宗一郎がハナに、結婚のプロポーズ 「53年前と同じセリフですね…お互いに」 |
? |
まりも・妙子が、フルムーン切符を買う |
『ウィリアム・テル序曲 スイス軍の行進』 (ロッシーニ) |
教会での、宗一郎&ハナのお祝い |
『結婚行進曲』(メンデルスゾーン) |
宗一郎の葬儀 |
『葬送行進曲』(ショパン) |
老人ホーム慰問で、先生達もゲートボール |
『イン・ザ・ムード』(ジョー・ガーランド) |
◆ロケ地
雨の下校時、まりもの祖父が傘を届けに |
昇降口(裏口) |
まりもと祖父の、雨上がりの帰り道 |
南町苗木畑公園 |
工具袋を担いだ宗一郎が、他所の大工になりすます |
住宅街 |
まりも・妙子の元へ、パラシュート?が |
校庭 |
宗一郎が犬小屋を作る、ロッキー?のいる子安家 |
? |
まりもが、宗一郎をお見合いに連れ出す |
伊勢丹 |
デートの宗一郎が、看板を鏡代わりに “まずは、みだしなみ” |
パルコ・近江屋珈琲店前 |
宗一郎&ハナが、カシニョール作品集を見るギャラリー |
パルコ向かい |
まりも・妙子が、宗一郎&ハナを見掛ける歩道橋 |
荻窪駅北口・青梅街道 |
宗一郎&ハナが、『お葬式』を観る映画館 |
荻窪・オデヲン座 |
宗一郎&ハナが、昔観た映画の話などを |
井の頭公園 |
生徒vs先生チームの、ゲートボールの練習試合 |
むさしの市民公園 |
「駆・け・落・ち」フルムーンの宗一郎&ハナを、 まりも・妙子が見送り |
吉祥寺駅 |
老人ホームの慰問で、ゲートボールの試合 |
杉並区高井戸西・浴風園 |
ハナと、まりも・妙子が、宗一郎に老人ホームを勧める |
井の頭公園 |
宗一郎&ハナの、お祝いをする教会 |
世田谷区砧・聖愛教会 |
老人ホームの慰問で、先生たち全員もゲートボールを |
浴風園 |
◆ゲスト出演など
五十嵐 宗一郎 |
殿山泰司 (70)
|
初恋相手のハナより、1歳年下。
(とのやま・たいじ) 84年、『天国に結ぶ恋』のドラマ(テレ朝系)に出演していました。 |
五十嵐 篤 |
島田 彰 (51) |
『五十嵐工務店』の婿養子。 五十嵐絡みで?五十歳にして五十肩。 |
五十嵐幸子 |
根岸明美 (51) |
気強い性格。父を老人ホームに入れようとする。 |
五十嵐一郎 |
加藤善博 (27)
|
五十嵐まりもの長兄、「一郎兄さん」 結婚式の前日に祖父が亡くなり、葬式に。
(かとう・ぜんぱく)宗一郎&ハナがデートで観る映画『お葬式』では、葬儀屋役で出演でした。 スペシャル2では、12年後のいづみの婚約者(養子入りの薬剤師)役でした。 |
五十嵐二郎 |
酒井敏也 (26)
|
五十嵐まりもの次兄、「二郎兄さん」
(さかい・としや) クレジットでは「酒井俊也」でしたが、クレジットミス(?) |
沢木ハナ |
大路三千緒 (65)
|
(まりも 「友達の友達の、近所に住んでるおばあさん!」) 宗一郎のお見合い相手・初恋の相手。旧姓・渡辺。 「お料理は『さしすせそ』。砂糖・塩・酢・醤油・味噌の順で入れるといいんですよ」 |
第5話 スチュワーデス物語
1985/05/10 (石橋先生)田村正和
(石橋涼子)森下愛子
(小坂先生)所ジョージ (矢野先生)仁科幸子
(井田真由美)鈴木美恵子 (真由美の母)猪俣光世
(三平の父)平泉 成 (中浦三平)伊勢将人 (三平の母)吉田未来
(史恵の母)田坂 都 (岡野史恵)高橋幸香 (史恵の父)加世幸市
(西村の母)船場牡丹 (里美恵一)鶴岡 修 (里美千賀子)鳥居恵子
(真由美の父)荒井 注
(病院長)須永 慶 (オバサン)中沢敦子 (オバサン)島田零子
(薄井の父)松田章生 (美女)佐々木リエ (田代)土田嘉男 (店員)佐久間一生
(真由美の姉)あさののぞみ (オバサン)青木和代 (自衛隊の人)横内直人 (自衛隊の人)霍野晃広
(荒牧先生)菅井きん
【演出】 松田幸雄
将来の夢はスチュワーデスだが、家業が葬儀屋なのがコンプレックスな真由美。しかも父親からは店の後継ぎにと期待され、屈折した気持ちを抱えていた。 そんなある日、スチュワーデスとパイロットの夫婦が現れ、出生時の病院の取り違いで、本当は真由美は自分達の子供だと名乗り出る。 突然の出来事に嬉しいやら悲しいやら、動揺する真由美。
一方、中浦の父は慶大卒のエリートで大手メーカー勤務、しかも花形の部署で鼻が高い。おかげで中浦家は学歴一辺倒な家庭。 だが派閥抗争に破れ、あえなく退職。今度は一転して見栄や学歴を捨て、実力社会へと立ち向かう中浦家であった。
やがて家を出る事となった真由美は、押し入れの荷物を片付けるうちに、父親の小学校時代の文集を見つけ、夢はパイロットになる事だったという意外な一面を知る。 結局スチュワーデス夫婦の血液型の思い違いで、取り違えの事実は無かったと判るが、一連の騒動のおかげで、真由美の葬儀屋コンプレックスは完全にふっきれるのであった。
- 冒頭シーンは教室で、来週の家庭訪問の話題に。
「ハッキリ言ってうちのお母さんは美人です」との史恵。 「ただ心配なんですよね、うちのお母さん」 「惚れっぽいんです。先生結構いい男でしょ?」 「浩介君もいることだし、ヘンな気だけは起こさないで下さい」 などと湧き立つ教室で、真由美だけはひとり浮かない顔。
- 堀ちえみ主演のドラマ『スチュワーデス物語』(TBS系・83/10/18〜84/3/27)と、同一のサブタイトル。
当初のサブタイトルは、『ボクの将来、親しだい』だったようです。
- 「知ってる?小坂先生ね、お風呂まで入って行ったんだって」
「知ってる!成績上がったんだって、その子」との噂。 小坂先生の、パート1での銭湯つながり?
- 吉祥寺本町小学校創立50周年記念として、6月3日にロケット型のタイムカプセルを校庭に埋め、2001年に開ける、という予定。
実際2001年に「21世紀スペシャル」などとして、開けるシーンを見たかったものです。
- 矢野先生の子供の頃の夢は、ウェディングドレスに憧れ、「お嫁さん」。
それを聞いた小坂先生、教会からウェディングドレス姿の矢野先生と走り去る夢を見るものの、いつの間にか荒牧先生に代わっている悪夢に。 小坂先生の服装までもが、映画『卒業』(1967年・アメリカ)のパロディだったようです。
- 真由美の部屋には、堀ちえみと飛行機のポスターが。
「2001年のわたし」という作文に、 「2001年。私は、誰が何と言おうと、絶対、スチュワーデスになっている」 と記し、夢を描く。 乗客には、大人の格好をした5年3組の生徒たち。 メガネをかけて新聞を読みふける中浦や、ペアルックで新婚旅行?の山脇&妙子、いづみ&吉本も新婚?、マネージャー同伴のアイドル風な朋子など。
- 中浦家では、「大企業に就職するんだ」との父親の方針。
母も、「今の世の中やっぱり学歴中心なのよ。いい大学に入って、いい会社に就職した方が勝ちなの」と言い切る。 しかし後日、会社を辞めた父に母も落胆、「学歴だけじゃダメって事なのよね…」。 そして後日には、「今更会社勤めなんてできるか」と、ペンション経営の話で持ち切り。 学校を心配する息子には、「学校なんてどこにでもあるよ」、「分校はね、全校生徒5人だそうだ。こういう所に本当の教育があるんだろうな」。 「会社脱出!東京脱出だ!」などと大張り切りの大転換。
- 吉祥寺中央病院で出生した真由美の誕生日は、昭和49年10月23日。
- スチュワーデス・パイロット夫妻の子供の名は、JALに因んで?千鶴子。
- 真由美の家が葬儀屋である事をからかった羽田・佐藤・子安・薄井に対し、石橋先生が出席簿で尻を叩く。(シリーズ中唯一の、体罰シーンでした)
そして説得力のあるお説教を。 「この世の中には、色々な職業があるな。皆から見て、いや先生だってそうだ、働いている人を見て、格好いいなとか格好悪いなとか、思う事がある。しかしこれは皆、大事な仕事なんだよ」 珍しく生徒たちも素直に聞き入れ、「金八先生」的?なシーンでした。
- ラストは、「とつぜんですが一年後!」 「〜すみません 作者のつごうです」というテロップが入り、翌年の家庭訪問の時期に。
調査票に、真由美・中浦共、誇らしく親の職業を書き入れる。
◆予告
先生!暴力はやめて下さい お前たちが井田にした事は暴力じゃないのか!? 私が、あなたの本当のママよ パパだよ、おうちへ帰ろう! いかん!矢野先生! 長い間、お世話になりました
◆BGM
家庭訪問を待つ生徒たちが、 小坂先生に風呂の噂話をして追い掛けられる |
『電撃lookin'&shockin'』 |
夢心地に教会へと駈け出す、小坂先生の夢 |
? |
教会での、矢野先生の結婚式 |
『結婚行進曲』(メンデルスゾーン) |
教会から矢野先生と駈け出した小坂先生、 いつの間にかウェディングドレス姿の荒牧先生と |
? |
「2001年のわたし」の作文を書く真由美が、 スチュワーデスになる夢を描く |
『ホワット・ア・フィーリング』 (麻倉未稀) |
真由美と史恵が、校門前でカッコイイ女を見掛ける |
? |
スチュワーデス・パイロット夫妻が、真由美を迎えに |
? |
真由美が史恵と共に、 スチュワーデスの母?の住むマンションへ |
『電撃lookin'&shockin'』 |
赤ちゃん取り違えの話に驚く、石橋先生と奥さん |
? |
本当の親子と判った真由美が、元気に葬儀の手伝い |
『ギザギザハートの子守唄』 |
1年後、家庭訪問の時期のエンディング |
『24時間のキッス』 |
◆ロケ地
薄井の父が配達途中に、史恵の父が審判の草野球を野次る |
緑山スタジオ |
真由美の姉が、ウェディングドレス姿で仏前結婚式をする寺 |
安養寺 |
真由美の姉の、結婚披露宴会場のロビー |
緑山スタジオ・ロビー |
井田葬儀社が執り行う、葬儀の寺。バイトの真由美も参列 |
安養寺 |
小坂先生に風呂の噂話をして追い掛けられる、西村家前? |
? |
小坂先生が家庭訪問の、『あづま湯』 |
? |
フランソワの中浦父が、“これが噂のラブカップ”を実演販売 |
長崎屋 |
小坂先生が見た、矢野先生の結婚式の夢 |
世田谷区砧・聖愛教会 |
小坂先生が、矢野先生の結婚式に乱入(チャペル内) |
? |
真由美・史恵が下校途中、カッコイイ女を見掛ける |
校門前 |
「じえい業って自衛隊の事?」と天然ボケな西村が、 「君、いい身体しているね」と、自衛隊からスカウトされる |
井の頭公園 |
本当の親?の突然の来訪に驚いた真由美が、一人佇む公園 |
井の頭公園 |
真由美が史恵と共に訪れる、スチュワーデスの母?の住む、 オートロックの高級マンション 「松坂慶子よ!絶対!」 |
世田谷区祖師谷 ・成城ハイム |
浩介が定期検診の、吉祥寺中央病院 |
世田谷区北烏山 ・帝国石油 技術研究所 |
本当の親子と判った真由美が、元気に葬儀の手伝い |
? |
“とつぜんですが一年後! 〜すいません作者のつごうです” 『創立50周年タイムカプセル埋める』の碑 |
校庭 |
1年後、真由美の弟と姪が誕生の、 吉祥寺中央病院での、記念写真のエンディング |
帝国石油 技術研究所 |
◆ゲスト出演など
井田義輔 | 荒井 注 (57)
| 『井田葬儀社』の店主。 仕事柄、結婚式の時でも黒ネクタイを携帯。 『小料理かをり』の常連客。 カラオケの十八番は、『憧れのハワイ航路』(岡 晴夫)
(あらい・ちゅう) 父兄役としては、最年長でした。 | 井田真佐子 | 猪俣光世 (45)
| 1年後、長男と孫娘が「吉祥寺中央病院」で誕生。
(いのまた・てるよ) 『子供が見てるでしょ!』にも出演だったようです。 『若奥さまは腕まくり!』(88年・TBS系)では、西尾まりさんが通う中学校の担任教師役でした。 |
中浦周平 |
平泉 成 (41)
| 黒ぶちメガネがどこかインテリっぽい、婦人肌着メーカー『フランソワ』企画宣伝部宣伝課長。 「慶応に行って、フランソワー!」 だが派閥抗争に破れ、実演販売させられた挙句に退社。一時はペンションオーナーを考えるが、資金繰りがつかず挫折。 結局1年後には、『養労乃瀧』吉祥寺3号店の「支店長」に。 | 中浦康子 | 吉田未来 | 「フランソワ本社、企画宣伝部宣伝課長、…いい響きだったのに」 「専務さんにお歳暮あげておけばよかった」 | 岡野 剛 |
加世幸市 (34)
|
元ジャイアンツの選手(「過去の栄光」)である、「スポーツ指導員」 一年後に『養労乃瀧』が隣に出店すると、心機一転、商売に身を入れる。 |
岡野かをり |
田坂 都 (33)
|
『小料理かをり』の美人なママ。妊娠中。 石橋先生とは、産婦人科での顔馴染だった。
(たさか・みやこ) 中1の時に劇団日本児童に入団の、子役出身らしいです。 | 薄井の父 | 松田 章 (41) | 『有限会社 薄井酒店』社長。 『小料理かをり』に酒を卸している。 配達途中、草野球に野次を飛ばしたりも。
(まつだ・あきら) 第8話にも登場。 『うちの子にかぎって… 番外編 避暑地のC』にも出演だったようです。旧芸名・松田章生。 | 西村の母 | 船場牡丹 (34)
| 家庭訪問では、民族衣裳のような格好で過剰なもてなしを。 「素敵なティーカップでございましょう?3年前にイギリスにおりました時に手に入れたんでございますよ」 |
里美千賀子 |
鳥居恵子 (34) |
校門前で真由美をそっと見届ける、スチュワーデスの母? |
里美恵一 |
鶴岡 修 (38) |
真由美を迎えに来る、パイロットの父? 「私にも分かる。…この子は私の子だ」 |
第6話 ボクらは少年探偵団 1985/05/24 (石橋先生)田村正和
(石橋涼子)森下愛子
(小坂先生)所ジョージ (矢野先生)仁科幸子
(牛島哲也)川辺太一朗 (哲也の父)坂部文昭 (哲也の母)上杉ニ美
(吉本安弘)大城戸義晴 (安弘の父)藤木 孝
(佐藤純一)駒崎涼太郎 (純一の父)金子研三 (純一の母)東 美江
(松原みさお)浅見美那 (怪人二十面相)河上恭徳 (明智小五郎)田代隆秀
(ヒゲの男)蟹江榮司 (サングラスの男)小林福一郎 (野村の母)玉井 碧
(若い妻)後藤いずみ (若い夫)島津現自 (中原久子)近藤絵麻 (哲也の妹)中村礼奈
(放火魔)柴崎 正 (大学生)佐久間 哲 (大学生)石黒一博
(荒牧先生)菅井きん
【演出】 吉田秋生
牛島・佐藤・吉本の3人は、野村の母から、息子が塾へ行くふりをして別な場所に行っているようなので、どこへ行くのか調べて欲しいと頼まれる。 結果を報告すると思いがけず小遣いを手にした3人。さらに吉本がパソコンを持っているのを知った佐藤は、パソコンに女子のプライベートな情報を入力し、その情報を男子に売るという探偵団の結成を思いつく。 女子の行動を観察するうち、思いがけず絵里が好意を寄せている事を知り、喜ぶ佐藤。逆に、好きだった朋子が他の男子に思いを寄せているのを知り、ガッカリする牛島と吉本。 そんなある日、小坂先生の恋人を尾行すると、デートの相手は意外にも牛島の父であった。家では母が妊娠したことに当たり前のように喜ぶ父を見て、牛島「知らない方がいい事も、あるんだよね、世の中には」。
- 冒頭は、いきなり『少年探偵団』というテレビドラマから。
そのロケが空き地で行われていて、見物する石橋先生と男子3人。 そこへ朋子・絵里・いづみが現れ、子役たちを見て、 いづみ 「生意気そうなガキばっかり」 絵里 「あたし、子役って大っ嫌い!」 いづみ 「あたしも〜!」 絵里 「頭にきちゃうのよね」 朋子 「憎たらしそうで〜」
- 小坂先生が矢野先生を誘おうとする映画は、『恋におちて』。結局、お見合い相手の受付嬢と映画館へ。
- 吉本家には、パソコンとプリンターが。
当時はまだ、パソコンのある家庭は稀でした。
- 吉本のパソコンデータによると、朋子の「好きなテレビ」欄の語尾は、「限って…」。きっと「うちの子」!?
ちなみに朋子の生年月日は、昭和48年5月3日。 真由美の生年月日も、昭和48年7月10日で、前回の吉祥寺中央病院での赤ちゃん取り違え騒動の日付(昭和49年10月23日)とは異なっていて、5年生としては一学年上になってしまうのでは? 身長データも、朋子は150cmなのに、何故か真由美は152cmとなっていて、真由美の方が長身という事に!?少年探偵団、「詰めが甘い」のでは?(笑)
- 思いがけず、絵里から好意を抱かれている事を知った佐藤が帰宅。
早速、佐藤書店の書棚から『恋をしたとき読む本』(斎藤茂太・著)を持ち出し、有頂天。 「♪ふ〜たり〜のため〜 世界はあるの〜」(『世界は二人のために』佐良直美・昭和42年)
- 学校でも、サングラスの怪しい男が気になる牛島。
ぼんやりと教科書の顔写真に、サングラスをいたずら書き。 『ペンの英雄・ジョーゼフ・ピューリツァー』の顔写真。
- 荒牧先生紹介の受付嬢とのお見合い話が、「うまく行き過ぎて怖い」との小坂先生。「今度こそ」と大喜びの上機嫌だったものの、終いには本当に怖い事に…。
- 石橋先生の出番は少なく、授業シーンもほとんど無い回でした。
- ラストは、牛島父の意外な一面と母の「素敵な報告」、サングラスの男の正体、吉本父の「とらばーゆ」など様々な伏線が一気に結び付き、ブラックユーモアたっぷり。
◆予告
明智君、少年探偵団の諸君!よくここまで私を追い詰めたな! 少年探偵団、か 盗聴器!? (壁に耳を澄ます小坂先生) 人を隠すなら人の中… 我ら探偵局は、密かに営業を開始した ちょっとヤバイ雰囲気だよ 何が? さっきからな、俺たちの事つけてるんだよ、サングラス…
◆BGM
ドラマ『少年探偵団』で、車で逃走する二十面相を、 明智小五郎・少年探偵団が追い詰めるシーンのBGM |
? |
少年探偵団が、野村を尾行 |
『HE ME TWO (禁じられた二人) 』 |
朋子が弾くピアノ曲 牛島は間違い(笑) 「ショパンか〜、朋子に似合っているよな〜」 |
『ピアノソナタ第1番 第1楽章』(ベートーベン) |
少年探偵団が、依頼主の居作から文句をつけられる、 ハンバーガーショップのBGM |
『スノー・シンフォニー』 |
少年探偵団が、トランシーバー・カメラ・双眼鏡・パソコンなどを使って様々な内偵活動を |
『危険なラブ・モーション』 |
吉本父が、パシフィック電機に転職する事を告げる |
? |
少年探偵団が受付嬢を待つ、喫茶店のBGM 双眼鏡にサングラスの男が |
? |
丸徳産業から帰社の受付嬢を、少年探偵団が尾行 |
? |
父の不倫を知ってしまった牛島が、 母の妊娠を素直に喜べないエンディング |
『ギザギザハートの子守唄』 |
◆ロケ地
登校途中に見物の、『少年探偵団』のロケ |
緑山スタジオ・オープンセット |
野村家の団地に隣接の、公園 |
なかよし公園 |
野村が通り過ぎる、『新美塾』 |
武蔵野中央第二幼稚園 |
3人を、朋子・絵里・いづみが呼び止める |
武蔵野中央第二幼稚園前 |
野村が、4組の中原久子と勉強の図書館 |
武蔵野市立中央図書館(旧) |
牛島・佐藤がこっそり見に行く、朋子の家 夜に吉本が放火魔を目撃する、朋子の向かいの家 |
住宅街 |
真由美がドッジボール |
校庭 |
真由美が、クリームソーダを食べる店 「アイスクリームW」 |
平和通り・ホワイトハウスビル |
牛島・佐藤が、カメラなどで尾行調査する並木道 |
成蹊学園脇 |
牛島・佐藤が、トランシーバーなどで内偵活動 |
渡り廊下・水飲み場 |
買い物をねだる史恵が、駄々をこねて座り込む店 |
平和通り・レモンクリップ |
少年探偵団が、学ラン姿の大学生らに取り囲まれる |
そば・やぶ浅前 |
小坂先生が、受付嬢とデートの映画館 |
東亜会館 |
少年探偵団が、小坂先生にエール |
吉祥寺駅 |
少年探偵団が、受付嬢を待つ喫茶店 |
赤坂・TBS会館前 |
サングラスの男が尾行?の、地下道 |
新宿西口地下道 |
石橋先生の奥さんが入ったホテル |
京王プラザホテル |
サングラスの男が窺う、夜の牛島家前 |
? |
丸徳産業から帰社の受付嬢を、少年探偵団が尾行 |
TBS会館 |
受付嬢が、男と会うホテル |
緑山スタジオ・玄関ロビー |
小坂先生が、上機嫌で登校 「おっはよ〜!」 |
校門・昇降口 |
◆ゲスト出演など
牛島弘文 |
坂部文昭 (40) |
『丸徳産業』の課長。 受付嬢の松原みさおとは、3年越しの不倫関係にある。 |
牛島レイ子 |
上杉ニ美 |
「ママから素敵な報告があります」 |
牛島ともみ |
中村礼奈 |
牛島哲也の妹。外に怪しい男がいるのを知らせる。 |
佐藤克巳 |
金子研三 |
『佐藤書店』の店主。24時間営業のスーパー『パーソン』の出店により、売上げ50%減の窮地に。 |
佐藤厚子 |
東 美江 (44)
|
(あずま・みえ) 1966年に放送の連続ドラマ、『ウルトラQ』の「カネゴンの繭」では、カネゴンを見て驚くOL役でした。 そのシーンが、うちの子第8話「カネゴンの逆襲」での、『ウルトラQ』ビデオシーンでも登場しています。 |
吉本 毅 |
藤木 孝 (45)
|
電機メーカー、『セントラルエレクトリック』勤務。 企業機密を持ち出し、「とらばーゆ」を企てる。 奥さんは全く登場せず、どうも離婚、もしくは別居中といった雰囲気が…。
(ふじき・たかし) 銀ぶちメガネが光るクールなエリート風は、結構なハマリ役。パート1では転校生・上原秀人の父親役、スペシャルでは不倫相手・京都の土産物屋主人役でした。 |
怪人 二十面相 |
河上恭徳 |
「明智君、少年探偵団の諸君、よくここまで私を追い詰めたな!」
(かわかみ・やすのり) 第8話では、「こども銀行」を開設する詐欺師の清水役でした。 |
松原みさお |
浅見美那 (27)
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荒牧先生の紹介による、小坂先生のお見合い相手。『丸徳産業』の受付嬢。 「そう…あなたが課長さんの…」 「お父さん、出張が多くて、大変ね〜」 |
サングラス の男 |
小林福一郎 |
少年探偵団を尾行?夜の牛島家にも出没、そして本町小にも現れる、興信所の男。
(こばやし・ふくいちろう) 終始無言でありながらも、それなりに存在感が。 パート1第6話では、井之頭公園のゴミ拾いの取材に来る、TBSディレクター役でした。 「市議会議員・小林福一郎」の役名と同じ芸名なのは偶然? | ヒゲの男 |
蟹江栄司 (43)
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『セントラルエレクトリック』の企業機密を狙う、ライバル企業の男。 「人を隠すなら、人の中…」 |
中原久子 |
近藤絵麻 |
塾をサボった野村が、図書館で一緒に勉強をするガールフレンド。5年4組。 |
(第7話〜最終話)
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