ロケ地探訪

このドラマは、ロケシーンも多くありました。
そういう点からも、よりリアリティがあって、ビジュアル的にも鮮度あるものでした。
今も当時と変わらぬ場所がある一方、すっかり変わっている場所もあったり、様々です。

◇2007年5月撮影
学校・周辺 パート1
学校・周辺 パート2

吉祥寺駅・北口周辺
南口・井の頭公園周辺

市役所方面
西荻窪周辺
中野
国分寺
代々木上原 (2008.4 追加)
成城・砧 (2008.8 追加)

◇2010年8月撮影
登場の家
神宮前
青山・六本木
赤坂・九段
西早稲田
善福寺・荻窪
吉祥寺
高井戸 (2011.10 追加)

◇2017年5月撮影
吉祥寺
烏山
品川 (2018.10 追加)



◇ロケ地巡り ストリートビュー編 (2016.8 追加)

西伊豆・鎌倉
こどもの国
向ヶ丘遊園
横浜
相模湖
緑山スタジオ

京都 (2016.11 追加)



番外編   関連ドラマのロケ地 (2011.10 撮影)










 登場の家

長年、謎だったロケ地が、ついに判りました!しかもまるで見つけられるのを待っていたかの如く、ほぼ当時の姿で現存しているのが嬉しいです。5年3組の生徒の家は、ちゃんと吉祥寺近辺にありました。






深見家の門前を、新聞委員の市川が通り掛る辺り。
向かいの家の門や生垣なども、当時と変わりない感じです。













市川が庭を窺っていた斜め格子のある扉も、同じ感じです。
ちなみに、深見家の表札は何故か二つ掲げられていましたが、元々この家の表札が二つなようです。














市川が深見のスクープ写真を撮る、深見家。「やったね!」
庭の奥では今も深見が立たされていそうなほど?当時の雰囲気がそのままで、 数奇屋門や塀瓦なども、いまだに風格ある感じです。












少年探偵団の牛島と佐藤がこっそり見に行く、朋子の家。
「金持ちなんだなー、芹沢の家って」 「ショパンか〜、朋子に似合ってるよな」
今にも朋子のピアノの音色が聞こえてきそうな雰囲気ですが、 裏庭が駐車場に変わっていて、白い門扉も移設されています。朋子がパカンと雨戸を開けて顔を出すドーマーは、窓に変わっています。それでも屋根より高い松の木など、優雅な洋館の雰囲気は当時と変わりない感じです。








パソコンで家まで描いていた吉本が、夜、こっそりと現れる木の辺り。
ちなみに反対側の、放火魔が門を乗り越えて来る家は、変わっています。










パート2第7話の冒頭、『24時間のキッス』のBGMと共に、
つばさのナレーション「ここが私の家です」で映った、原島家の松の木。











原島家。弁護士の父が母に見送られ、お迎えの車で出勤。
つばさと祖母が、サッカーの練習をしたり。
立派な門構えの屋敷という感じでしたが、 母屋のあった場所は更地になっています。それでも門や庭木はそのままで、いまだに風格ある感じです。











京都修学旅行の最終日、一人訪ね歩く子安が見つける、
芦沢冴子の家。
「どちらの子安様どっしゃろか?」 「東京の子安様です!」
立派な門柱や優雅な門扉など、瀟洒な邸宅の雰囲気は今も変わりない感じです。ちなみに、インターホンの位置は変わっています。
京都という設定でしたが、実は東京でした!
バレエというキーワードからか、京都という割には意外と洋風な家で、表札も「ASHIZAWA」と横文字だったりもしていました。
そのバレエ教室も実はロケ地は東京で、そこから程近い場所でした。






 神宮前




京都修学旅行の最終日、子安が一人で訪れる、芦沢冴子の通う『法村友井バレエ団』。実は京都でなく東京でした(!)
看板も当時と同じ感じです。











さすがにガラス扉は変わっているようですが、らせん階段も変わりない感じです。
当時は「日本ビジネス専門学校 コンピュータ実習室」の看板も掲げられていましたが、現在は1階はブティック、3階はヨガスタジオです。










角地にある建物の、反対側。外壁はきれいに塗り替えられています。青い門扉や、アーチ、階段、ベランダなども、当時の雰囲気がそのままです。












ふたりが対面した、階段前。
フェンスに掲げられていたバレエ団の看板は演出で、実際は向かいにあるマンション(秀和北青山レジデンス)の階段でした。










位置関係はこんな感じでした。手前左にマンションの階段があります。
ちなみに道路が区の境界となっていて、バレエ団は渋谷区神宮前、マンションは港区北青山にあります。









「また手紙書いてね!」と明るく呼び掛ける冴子に見送られ、子安が走り去った方向。









 青山・六本木




従業員(とんねるず)が新聞を運び入れている所へ、店主(横山やすし)が帰って来る、『居作新聞販売所』。
赤坂の隣町の南青山にあって、当時、毎日新聞青山専売所でした。現在は別な店舗(ダイビングショップ)に変わっています。









こちら側からの眺めはちょっとローカルっぽく見えましたが、
道の先に見える緑は、青山霊園の緑です。












このようなビルの1階にありました。














女子プロレス並みの迫力!?で、鴨下母(千うらら)が、娘を引っ張りながら現れる方向。
ちなみに背後に映っていた大きなビルは、伊藤忠商事東京本社ビルです。













パート2第10話で、いづみ・絵里・朋子が駆け上る、地下鉄六本木駅の階段。
階段、高速道路の高架とも、きれいになっています。











六本木駅から地上へ出た辺り。
すっかりビルが新しくなっています。












いづみがヘンテコな和製英語?を喋っていた辺り。
六本木プラザの角。当時は森永ラブの看板がありました。














31アイスクリームを買ったり、赤いBMWが停まった、
『鳥居坂ガーデン』のあった場所。
現在は駐車場になっていて、隣のマンションだけが、当時と同じ場所である事を物語っている感じです。













六本木交差点。ちなみに、左にに少し映っていた『アマンド』は、テナントビルの建て替え工事で、仮店舗へ移転しています。












外人の二人連れが歩いて来た方向。
















「Excuse me. ちょっと、神様のお話シマセンカ?」 「はぁ?」
先に見える赤坂アークヒルズは、当時建築中でした。
ちなみにこの交差点のシーンでは、パステルブルーの上着を着た通行人が、カットごとに別々な方向から何度も映っています(笑) きっとエキストラと思えますが、このエキストラは、第6話の新宿地下道のシーンでも、同じ上着で何度か映っていたりなどもしていました。





 赤坂・九段




『ちびっ子歌合戦』のTBSへ向かう、タクシーが右折した角。
乃木坂交差点。赤坂通りから外苑東通りを、青山方面へ。
TBSとは逆方向に?
このシーンでのBGMは、堀ちえみの『東京Sugar Town』でした。






綾と母、高子を乗せたタクシーが、TBSへ到着。入り待ちのファンに、綾はアッカンベー。(証明写真に続き、この回では二度目)
右側にあったTBS会館などは2003年に解体され、2008年に赤坂サカスとなって大きく変貌しています。
少年探偵団が、丸徳産業の受付嬢・松原みさおの退社を張り込む喫茶店は、たぶん左の茶色いビルの2階だったのでは?
パート1第3話のラストで、新宿アルタのスクリーンに映る西川・原田・深見が歩いていたのも、実はこの一ツ木通りだったらしいです。
ちなみに街路灯は、『ビッグハット』をイメージした形になっているようです。






TBS社屋の外観は映ってはいませんでしたが、せっかくなのでご本尊・TBSの現在の社屋、『ビッグハット』を。1994年に竣工の、20階建て。赤坂サカスの完成で、いっそうきれいな街並みになっています。









栞が真美&森田と共に行く、栞の父の勤務するホテル。
千代田区にある、ホテルグランドパレス。
一見変わりない感じですが、植栽が成長していたり、車寄せの屋根がコンパクトに変わっています。
ちなみにロビーのシーンは、緑山スタジオのロビーだったらしいです。





 西早稲田





新聞委員の市川が、都電を撮影していた場所。
新宿区西早稲田にある、高戸橋交差点。
背後に大正製薬の本社ビルが映っていましたが、ビルも増えています。
ちなみに、『電撃lookin'&shockin'』のBGMが初めて流れたのは、このシーンからでした。









交差点沿いのマンションなどは、今も変わりない感じです。
明治通りと新目白通りの交差点です。










都電が信号待ちをしていた辺り。
当時の車両は黄色に青いラインで、まだクーラーが無く、窓全開でした。









カーブで迫り来る車両を、市川が連写していた辺り。
ちなみにこの車両は、2009年4月から登場の8800形という最新型らしいです。 当時映っていた車両は7000形と呼ばれる車両で、現在も改装されて、台数的にはいまだ主力車種らしいです。










都電が走り去る方向。背後に見える超高層ビルはサンシャイン60で、当時東洋一の高さを誇っていました。
ちなみにこの撮影シーンでは、一台の車両を撮っているように映っていましたが、細かく見ると正面の車体番号が7023・7015・7004と異なっていて、実は3台の別撮りだったようです。5分間隔で走っていたとしても、少なくとも15分はこの場所でのロケがあったみたいです。







 善福寺・荻窪




つばさと久我が、サッカークラブの練習から帰る坂道。
「久我くん、サッカーやるような女の子、嫌い?」
てっきり井の頭公園かと思いきや、善福寺公園のそばでした。坂を下った先に善福寺池が見えています。フェンスは新設されたようです。








告白したつばさが舌を出し、「言っちゃった!」の角。
今でも同じ位置に掲示板があります。角の家は建て替えられています。
ちなみにこのシーンのつばさの服は、第7話らしく?「7」の服でした。










つばさが、飛び跳ねながら駆ける道。今も緑のままです。
ここは一見公園のようですが、私有地らしいです。













パート2第4話で、帰宅途中のまりもと妙子が、「羽田がねぇ〜」「何なんだよあいつ」などと羽田の悪口?を言う中、
宗一郎&ハナのデートを目撃する歩道橋。
歩道橋・正面のビルとも現存ですが、ビルは改装されています。











外観は映りませんでしたが、当時、オデヲン座などの映画館が入っていた、荻窪東亜会館。
現在では映画館は無くなっていますが、いかにも昭和チックな建物です。









内部は改装されて変わっています。
このシーンでは、隣のビルの階段から手を挙げる野次馬が珍しく映っていましたが、その辺りの眺めは、同じような感じです。













歩道橋から見た東亜会館。このような位置関係でした。













 吉祥寺

少しだけですが、吉祥寺の繁華街の写真も撮りました。以前撮った場所と重複しますが、所々変わっていたりもしているので、また載せておきます。



記念すべきパート1第1話・最初のロケシーン、元町通りのりそな銀行(旧・協和銀行)前。
パート2第12話でも、やはり『吉祥寺テレビ』のモニターが置いてある設定で登場していました。
このように、ちゃんとパート1とパート2で接点があるあたりも、このドラマの面白い所でした。







石橋先生が出演の『吉祥寺テレビ』を、街頭で見るワンカットで登場した、ダイヤ街チェリーナード。
厳密には、ここが最初のロケシーンでした。
先に見える緑は、駅前ロータリーの木です。
2009年3月にアーケードが新装されて、サンロードに負けないほど明るくなっています。









元町通り。当時は、中央に並木のある通りでした。
伊勢丹は2010年3月に閉店となりました。近鉄もすでに2001年に閉店されて、今では正面の東急が、吉祥寺唯一の百貨店となっています。











新聞委員の市川が、石橋先生とお腹の大きな奥さんのスクープ写真を撮った場所。
この短い通りは、武蔵通りという名前があるらしいです。











元町通り側から見た、プチロード。右手前にあった、和美がショーウィンドウのワンピースを眺める店や、その向かいの名曲喫茶などは無くなっています。
『オヨビ』に登場していた「コペ」の看板は今も同じですが、ツタはすっかり取り払われたようです。








この一輪車に乗るピエロ?のオブジェは、当時からありました。店舗が軒並み変わっている中、プチロードの歴史を感じさせる数少ないシンボルです。












ペニーレーン側から見た、プチロード。
左手前の、高野と松本が誕生パーティを開いていた店は、また店舗が変わっています。













親の様子を見に行く栞・真美&森田や、西川が「偶然」萌子と遇ったり、和美がビンを回収していた、ペニーレーン。
左の白い壁は、当時と同じです。












栞の母が、「キャリアウーマンって感じ」に働く宝飾店のあった、ペニーレーン沿いの場所。
テナントは変わっていますが、この洒落た街路柱は、当時と同じみたいです。












井の頭公園の野外ステージでの、『静かな湖畔』の替え歌の大合唱の後、ワンカット映った東急通り。
とんがり屋根のビルは、いまだに特徴的です。














栞と真美が、荷物を落とす小坂先生のお見合い相手と遇う、浜やん前。
ちなみに、向かい側にあった一軒家はビルに変わっています。











パート2第3話で、紀子が公衆電話から石橋先生の家に電話をしていた、サンロード。
この写真では分かり難いですが、右側の外口書店の看板は今も同じです。
こことは離れていますが、山脇と木下黎が口喧嘩していた店先は、ビルに変わっています。








 高井戸





パート2第4話の、「老人ホームの慰問」で訪れた場所。
浴風会(杉並区高井戸西)。
今でも同じ場所に案内図の掲示板があります。









案内図。ゲートボール場の表記は無くなっていますが、今でもあります。ただ、周りの建物は増築などされて変わっているようです。












ホームのお年寄りたちと、「どぅも〜」でご対面。
木製の掲示板は、当時と変わりない感じです。
このロケでは映りませんでしたが、同じ敷地内にある浴風会本館は、 多くのドラマ・映画などで使用されているロケ地名所のようです。
たいていは学校などとしてのロケで、 本来の老人ホームとしてのロケは、むしろ珍しかったようです。







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