出演者雑学


 実は○年生


生徒は5年生という設定でしたが、実際の子役は5年生以外も多かったみたいです。(判る方のみ記載です)


 パート1パート2
中2早乙女   
中1上原、原田、藤村
薄井、羽田、柳
岡野
6年市川、井上、梅沢、竹田、西川、森田
青木、木下加代子、重松、永田、広瀬、深川、渡辺
居作、牛島、岡田、川井、久我、子安、高丘、中浦、山脇
井田、江藤、海老沢、木下黎、白井、芹沢、富永、林、原島
5年小林、坂元、高野、津田、松山
荒井、石野、木村、佐竹、中上、萩原、百瀬、吉岡  
佐藤、手塚、吉本
五十嵐、今井、諏訪
4年深見 




 

 パート2のオープニング


UFOから街に舞い降りたエイリアンたちのイラストから、5年3組の生徒たちの顔が順番に映るものでした。
このドラマのキャッチコピーだった、『現代っ子は異星人(エイリアン)か?』に因んだもので、5年3組の生徒たち=エイリアン?なオープニングでした。

カメラに向かって指を指す薄井から始まり、最後にちゃっかり映るお茶目な石橋先生まで、それぞれ個性的で、いかにも楽しそうな撮影現場の雰囲気も伝わって来る感じです。
何か言いながら映る生徒も多く、音声ありバージョンも見てみたかったものです。

順番は基本的には班ごとで、1・2・3班、4・5・6班+石橋先生の順でした。
ただ、薄井と野村、羽田と西村が入れ替わっていたり、海老沢の順は変則的でした。



薄井・中浦・牛島・阿部・白井・森原・
川井・山脇・野村
・原島・柴田・富永・
居作・鈴木・佐藤
・林・諏訪・江藤

手塚・吉本・綱村・加藤・五十嵐・
羽田・高丘・子安・
井田・鴨下・今井・
西村
・海老沢・久我・岡田・柳・岡野・芹沢・石橋先生





 パート2でのメンバー交代


パート2の5年3組では、4人の子役が第6話までで降板し、第7話『キャプテン翼ものがたり』から、3人の新メンバーに代わっています。
当初の予定にはなかった事らしく、脚本ができ上がってゆくにつれ、新たなキャラクターが必要になったような事情もあったのかもしれません。

岡田・鈴木・柳の男子3人は、第7話からの登場。
特に転校生という設定でもなく、まるで初回からいたかの如く、さり気なく交代してます。
役名も、前半の3人の役名を引き継いだようです。(前半で、壁に貼ってある係や日直などの名前に、「岡田・鈴木・柳」の名前がすでにありました)

女子では綱村みゆきが、第6話までの登場でした。
ただし交代はなく、以降は空席のままでした。オープニングには、最終話まで顔が映っています。
第9話では、転校生の木下黎がこの席に着席でした。



 

 パート2に登場の、パート1の生徒


パート1の生徒が、パート2では6年生役として登場していた回もありました。
いかにもこのドラマらしい面白さで、見事な設定でした。

第1話
 
冒頭の旧5年3組シーンでは、ほぼ全員。(市川・木村・百瀬・森の4人が欠席?)
その後、登校シーンの5年とのケンカなどで竹田・西川・梅沢・森田など。
そして児童会選挙に立候補の小林・中上コンビや、裏工作を画策する深見、ビラを配る石野、戸別訪問するみどり・朝子・真知子など。

ちなみにクラス替えで、新6年3組の教室にいたメンバーは16人でした。
クラス替えがあっても、半数近くは一緒だったようです。
小林・竹田・西川・深見・森田・梅沢・井上・坂元・松本・松山
中上・石野・佐竹・青木・永田・渡辺


第8話
 
校内放送で『常夏娘』を歌う、児童会副会長・中上綾。
『こども銀行』の係で、みどり・朝子。
『デートクラブニャンニャン』の客引きに遭い、5年の柴田とデートの井上。
『いじめっ子保険』を始める、竹田・西川。


第9話
 
天体観測部の、竹田・西川・松山・石野。
中上綾は、転校少女の木下黎として登場。
木下黎と中上綾の共演は、惜しくもありませんでした(笑)


第12話
 
校内放送の『吉祥寺シスターズ』として、みどり・朝子。
相変わらずみどりからビンタされる、西川。


◇パート1に登場の、パート2の生徒

パート1第1話での、他のクラスの新聞委員の中に、のちのパート2で井田真由美役となる、鈴木美恵さんが実は登場していました!
鉄棒の大車輪の取材シーンでは、新聞委員の市川と並んで映っています。
そして夜の取材シーンでは、映画館から恋人と出てきた小坂先生に、マイクを突き出して元気良く、「先生ーーー!ブスが好きなんですか!?」との決定的な質問を浴びせ、このセリフはサブタイトルでもありました。



 

 スペシャル2の6年3組


元の5年3組の生徒は、実は約半数の19人だけの登場でした。(男子11名・女子8名)
他は新たな子役が16人、エキストラ的な形で登場でした。
クラス替えのエピソードは無かったですが…?

  ☆登場メンバー

羽田・居作・岡田  川井・子安・鈴木・手塚・西村・野村・柳・山脇
諏訪・井田・海老沢  芹沢  五十嵐・岡野・白井・原島


  ☆登場のなかったメンバー

牛島・薄井・佐藤・高丘・中浦・吉本    (久我)
阿部・今井・江藤・鴨下・富永・林・森原  (加藤・柴田)

(久我はSP1で転校。加藤・柴田はSP1での登場もなく、本編のみでした)

◇この回のみ登場の生徒

セリフのある生徒も、何人かいました。
役名は、卒業アルバムを見ながら点数をつけるシーンで、和美が「じゅっ…点」をつける「田代太郎」役の金杉太朗以外は、芸名のままアルバムや黒板に名前があったりしていたので、芸名=役名だったようです。





 出演者の年齢


レギュラー出演者・主なゲスト出演者やスタッフなどの、1984年の満年齢など一覧です。

生年芸名 (役柄) 誕生月日1984年
満年齢
1915
大正4
殿山泰司 (五十嵐 宗一郎) 10/1769
1920
大正9
大路三千緒 (沢木ハナ) 2/20 64
1922
大正11
千石規子 (原島 サダ) 4/2962
1923
大正12
西村 晃 (水戸黄門) 1/2561
1925
大正14
三上雄三 (剣道の老人) 8/2559
1926
大正15
菅井きん (荒牧先生) 2/2858
1927
昭和2
戸川暁子 (女流カメラマン・城戸) 9/1657
1928
昭和3
荒井 注 (井田 義輔) 7/3056
1929
昭和4
宮沢 元 (ペット騒動のPTA会長/英語塾教師) 1/19
大塚周夫 (森田 正樹/諏訪 秀夫) 7/05
55
1930
昭和5
奥村公延 (動物園飼育係) 3/31
加藤土代子 (石橋涼子の母 ) 5/10
歌澤寅右衛門 (市議・小林福一郎) 6/20
林 昭夫 (益田校長) 8/24
54
1934
昭和9
島田 彰 (五十嵐 篤) 3/15
根岸明美 (五十嵐 幸子) 3/26
50
1935
昭和10
八名信夫 (深見 信行) 8/1949
1936
昭和11
吉原正皓 (高丘 祐太郎) 2/1248
1938
昭和13
遠藤 剛 (原島 武彦) 2/1046
1939
昭和14
山本晋也 (山本晋也) 6/1645
1940
昭和15
津野哲郎 (阿部 直哉) 1/05
藤木 孝 (上原の父/吉本 毅/京都土産物屋) 3/05
猪俣光世 (井田 真佐子) 7/25
斉藤晴彦 (中上 慶三/タクシー運転手) 7/30
44
1941
昭和16
高橋元太郎 (八兵衛) 1/15
東 美江 (佐藤 厚子) 1/20
中吉卓郎 (岡田 利一) 1/27
小林克也 (高野 伸行) 3/27
上田耕一 (警官) 4/02
蟹江榮司 (ヒゲの男) 11/21
43
1942
昭和17
江藤漢斉 (鴨下 佳男) 11/1342
1943
昭和18
須永 慶 (林 博/吉祥寺中央病院長/他3役) 6/23
関口 宏 (関口 宏) 7/13
田村正和 (石橋先生) 8/01
うえだ 峻 (松本 幹夫) 11/24
41
1944
昭和19
パンチョ加賀美 (歌合戦司会) 2/21
横山やすし (居作 新太郎) 3/18
釜本邦茂 (釜本邦茂) 4/15
松田章生 (薄井酒店社長) 4/19
平泉 成 (中浦 周平) 6/09
浅利香津代 (原島 志津香) 8/11
40
1945
昭和20
玉井 碧 (野村の母) 1/02
坂部文昭 (牛島 弘文) 2/06
宮本信子 (池田先生) 3/27
藤田弓子 (林 淑子) 9/12
39
1946
昭和21
伊吹吾郎 (格さん) 1/02
鶴田 忍 (ラブホテルのオーナー) 2/14
島かおり (森原 瑞穂) 7/19
宝亀克寿 (たいやき屋) 10/30
38
1947
昭和22
高田純次 (広瀬 哲夫/羽田の父) 1/21
湯原昌幸 (西川 正夫) 3/05
左 時枝 (西川 明子/鈴木 和代) 3/27
鶴岡 修 (パイロット父) 6/18
せんだみつお (煙の又平) 7/29
青木和代 (オバサン) 8/27
麻 ミナ (深見 千恵) 11/02
37
1948
昭和23
木野 花 (中上 久子) 1/08
大井小町 (手塚 奈緒子) 11/07
河上恭徳 (怪人二十面相/詐欺師の清水)
真木洋子 (高丘 道江) 11/10
36
1949
昭和24
松本留美 (諏訪 順子) 2/24
中丸新将 (TV司会者) 4/25
中島晴美 (TBSリポーター/山脇 敦子) 5/12
鷲尾真知子 (広瀬 雅子/居作 恵津子) 6/02
市川 勉 (手塚 満夫/ラジオ回答者) 8/12
35
1950
昭和25
丹古母鬼馬二 (白井 鬼三郎) 1/04
三浦真弓 (阿部 るり子) 2/03
綾田俊樹 (市川 英雄/TBS宣伝部) 6/13
八木康夫 (プロデューサー) 7/16
山本道子 (岡田 啓子) 7/16
市山貴章 (夏川先生) 12/02
34
1951
昭和26
加世幸市 (岡野 剛) 5/09
鳥居恵子 (スチュワーデス母) 7/19
船場牡丹 (西村の母) 8/12
木瓜みらい (神保先生/海老沢 美奈) 9/11
岡本 麗 (高野 美紀) 12/19
33
1952
昭和27
冷泉公裕 (原田 幸平) 2/09
児島美ゆき (子安 民子/羽田の母) 3/23
田坂 都 (岡野 かをり) 6/13
32
1953
昭和28
堀  勉 (金髪青年) 5/25
結城しのぶ (石橋先生の昔の恋人・加納亜紀子)11/25
31
1954
昭和29
三雲 孝江 (リポーター) 4/12
伴 一彦 (脚本家) 8/03
朝比奈順子 (白井 紀美子) 8/10
谷村好一 (海老沢 純/石川昌史) 12/08
30
1955
昭和30
所ジョージ (小坂先生) 1/26
千 うらら (鴨下 タカ子) 4/07
松沢一之 (塩川先生) 8/25
遊川和彦 (SP2脚本家) 10/24
正道 武 (子安 栄一) 12/16
29
1957
昭和32
日向明子 (市川 真木子) 3/0227
1958
昭和33
栗田貫一 (マネージャー) 3/03
森下愛子 (石橋涼子) 4/08
亜湖 (高木朗子) 4/12
加藤善博 (五十嵐 一郎/見合い相手の薬剤師)10/07
浅見美那 (牛島父の会社受付嬢・松原みさお) 12/02
26
1959
昭和34
酒井敏也 (五十嵐 二郎) 5/30
水木 薫 (子安 民子) 6/16
25
1960
昭和35
中村れい子 (中野先生) 1/03
中島陽典 (TV司会者) 6/23
室井 滋 (小坂先生の恋人/咲枝/さやか先生)10/22
24
1961
昭和36
柳葉敏郎 (12年後の羽田) 1/03
石野真子 (カオル先生) 1/31
石橋貴明 (新聞店、サッカーコーチ) 10/22
23
1962
昭和37
柳沢慎吾 (大学生) 3/06
木梨憲武 (新聞店、サッカーコーチ) 3/09
山咲千里 (教育実習生・恵村萌子) 4/24
藤井フミヤ (チェッカーズ) 07/11
22
1963
昭和38
仁科幸子 (矢野先生) 9/25
イブ (いづみの親戚の整形姉・麻紀) 11/22
21
1965
昭和40
鳥居かほり (看護婦・米崎みゆき) 3/13
渡辺典子 (12年後のいづみ) 7/22
柏原芳恵 (柏原芳恵・小坂先生の元教え子) 10/01
19
1967
昭和42
堀ちえみ (堀ちえみ) 2/1517
1970
昭和45
中山美穂 (高丘 信子/中山美穂) 3/0114
1974
昭和49
後藤久美子 (後藤久美子) 3/2610



父母役での最年長は、「井田葬儀社」の店主(荒井 注)で、当時56歳でした。
最年少は、サンローラン大好きな子安母(水木 薫)で、当時26歳。
父親役の最年少も子安家で、「『うちの子Tシャツ』を、今こそプロモーションすべきです」の子安父(正道 武)は当時29歳でした。
年齢の分かる出演者では、他に市川母(日向明子)も当時27歳でした。

ほか意外な年齢としては、大学生ながら『デートクラブニャンニャン』経営の海老沢兄(谷村好一)は、実は当時30歳でした。
海老沢母(木瓜みらい)は当時33歳で、何と3歳違いでの親子役だったようです(!)
驚きのキャスティングですが、その割には不思議と違和感なかったような?




 同じ役者が別な役


また違った役柄を見るのも、ひとつの面白さでした。

    磯崎亜紀子
  • 中上 綾 (歌うのが好きな子役モデル、のち児童会副会長)
  • 木下 黎 (北海道からの転校生)

    菅井きん

  • 荒牧先生 (嫁姑関係での悩みがあるらしい)
  • 石橋先生の母 (嫁姑関係がギクシャク)

    藤木 孝

  • 上原の父 (転校の挨拶に来る)
  • 吉本の父 (企業機密をライバル会社に漏洩し、自らも「とらばーゆ」)
  • 和美の母の不倫相手 (京都の土産物屋店主)

    室井 滋

  • 小坂先生の恋人 (「先生!ブスが好きなんですか」)
  • 結婚詐欺師・咲江 (「結婚式は、静かな教会で、二人っきりで…」)
  • 小坂先生らと合コンする他の小学校の教師・さやか (「でも、とってもいい事を…」)

    大塚周夫

  • 森田の父 (妻に逃げられ、ワイドショーで涙の訴えを)
  • いづみの父 (諏訪薬局店主。「プリ〜ン、不倫〜」)

    左 時枝

  • 西川の母 (ガミガミ小言が絶えない。「あんたなんか産まなきゃよかった」)
  • 鈴木の母 (息子よりプードルを溺愛。「チェリーちゃん」)

    鷲尾真知子

  • 栞の母 (「くれない族」。彫金などのアクセサリーの店で働く)
  • 居作の母 (TBSに抗議の電話を。「今すぐ放送をやめて下さい!」 「天下のTBSでしょ!?こんな下らない番組やるんなら『金八先生』再放送して下さいよ!『金八先生』を!」 )

    高田純次

  • 栞の父 (ホテルマン。離婚の危機に)
  • 羽田の父 (喫茶店経営そっちのけでお見合い業?に精を出すが、自身が離婚に)

    児島みゆき

  • 子安の母 (修学旅行まで付き添う過保護な母。「次郎ちゃん、お背中流しましょ」)
  • 羽田の母 (家庭そっちのけでお見合い業?の末、自身が離婚に)

    斉藤晴彦

  • 綾の父 (「小柳ルミ子だって、大場久美子だって、脱いだからなぁ」)
  • タクシーの運転手 (いづみを乗せて東京駅・成田空港へ走る。「お姉ちゃん、何か訳ありだね」)

    綾田俊樹

  • 市川の父 (競馬ファンな主夫?)
  • マヌケなTBS局員 (「『うちの子にかぎって…』でしたっけ?ガキ相手の田村正和全然良くないですもんね〜、損してますよ。…で、今日何のお仕事ですか?」)

    谷村好一

  • 小坂先生のお見合い相手・高木朗子の恋人・石川 (婚姻届を突き出し、「俺の気持ちだ」)
  • 和美の兄 (「女子大生クラブ ニャンニャン」経営)

    木瓜みらい

  • 神保先生 (ピアノで、「自己とうすいのきょくち!」)
  • 和美の母 (「海老寿司」。のちに、京都の男と不倫らしい)

    須永 慶

  • 結婚相談所「華の会」の、がめつい所員
  • 嫌味な警察署員
  • ずぼらな吉祥寺中央病院長(「うちの病院にかぎって…と言いたいところですが」)
  • プードルの手術をする、動物病院の先生
  • 仕事に忙しい、林の父

    河上恭徳

  • 怪人二十面相 (「明智君、少年探偵団の諸君、よく私をここまで追い詰めたな!」)
  • 詐欺師の清水 (こども銀行 「しっかり貯金しようね!」・経営コンサルタント)

    宮沢 元

  • 英語塾の老教師
  • PTA会長 (ペットを追放しようとする。「石橋ー!」)

    小林福一郎
  • ゴミ拾いの取材に来る、TBSディレクター (「ゴミを拾え〜!」)
  • 興信所の男 (サングラス姿で尾行する)

    中島晴美

  • ゴミ拾いの取材をする、TBSリポーター
  • 山脇の母 (「そう?」の、ワンシーン登場)

    青木和代

  • ラブホテル見学 (「やらしいわね〜」)
  • 「フランソワ」のブラジャーの買い物 (「触っていいから」)
  • 白井家の住む、マンションの住人 (「暴力団員を追放しよー!」)




◇別キャスト

母親役が、本編とスペシャルでは別キャストだったケースもありました。

 いづみの母
水原由貴 (同窓会へ行く化粧を。娘に似ず?美人)
→ 松本留美 (京都までこっそり男性に会いに行くなど、不倫疑惑)

 子安の母
水木 薫 (アディダスのソックスを買ってくる、ブランド好き)
→ 児島みゆき (修学旅行にまで付き添う、過保護な母)

 羽田の母
深谷みさお (ペット騒動で苦情に来る)
→ 児島美ゆき (「私たちの目標は!まとめたカップル427組!」)


 

 高橋良明


パート2で「羽田 功」役だった高橋良明さんは、意外にも当初のオーディションの段階では、大き過ぎたためか?落とされていたそうです。
第1話の収録が始まった後、メンバーの見直しがあり、そこで声が掛かったそうです。
第1話での選挙戦には姿が無く、辛うじて教室での後姿が映っただけだったのは、その辺りの事情もあったようです。
第2話からは早速、「おい!イッキやろうぜ〜!」と目立っていて、ついにはスペシャル2ではいづみと共に主役となって、5年3組には無くてはならない存在でした。

しかしながら、1989年1月5日にバイク事故で入院。同月23日、16歳の若さで帰らぬ人となってしまいました。
『うちの子』以後も、『オヨビでない奴!』(TBS系・87/10/21〜88/3/23・全21回)では主演を果たし、堂々たる演技を見せていました。
ほぼ同時期に歌手としてもデビュー。惜しくも『ザ・ベストテン』では11位止まりだったものの、『夜のヒットスタジオ』にも出演するなど、着実にスターとして成長している矢先の出来事は、無念としか言いようがありません。

翌月スタートの新番組、『ツヨシしっかりしなさい』(日テレ系・89/2/22〜89/7/12・全16回)での主演も決定していたらしく、父役は高田純次(「うちの子」での羽田の父親役)、姉役は田中美佐子(「オヨビ」での岡崎先生役)といった、恵まれたキャストの中での活躍も期待されていたところでした。(代役でSMAPの森且行が主演)

その後『うちの子』の続編が製作されなかったのも、この出来事による影響もあったものと思われます。
現在の活躍を見られないのは残念ですが、高橋良明さんの『うちの子にかぎって…』での功績は、永遠に不滅です!


◇テレビで特集

2013年8月16日、金曜日の夜7:00〜、TBS系『爆報!THEフライデー』で、高橋良明さんの
特集がありました。新聞のテレビ欄には、

オヨビでない奴で脚光
伝説アイドル高橋良明
16歳の事故死の真相…
母激白!!病院での悲劇

との活字が載っていて、思わず目を疑うほど?ビックリです!
しかもCSやBSでなく、深夜でもない地上波ゴールデンタイムです。
TBSもやってくれますね!何かTBSの、高橋良明さんに対する思いを見たような感じです。
『オヨビ』はもちろん、『うちの子』の出演シーンも映りました。



◇鬼籍に入られた、その他の出演者の方
  • 蟹江栄司 (パート2第6話での「ヒゲの男」) 1985年10月13日・43歳
  • 殿山泰司 (五十嵐 宗一郎) 1989年4月30日・73歳
  • 横山やすし (居作 新太郎) 1996年1月21日・51歳
  • 西村 晃 (水戸黄門) 1997年4月15日・74歳
  • 荒井 注 (井田 義輔) 2000年2月9日・71歳
  • 真木洋子 (高丘 道江) 2000年7月22日・51歳
  • 林 昭夫 (益田校長) 2003年?月?日・73歳
  • 宮沢 元 (ペット騒動のPTA会長) 2003年9月21日・74歳
  • 島田 彰 (五十嵐 篤) 2004年3月11日・69歳
  • 徳永善也 (チェッカーズ) 2004年8月17日・40歳
  • 西尾 徳 (森原紀子の母の恋人・長谷川) 2005年7月19日・65歳
  • 加藤善博 (五十嵐 一郎/12年後のいづみの婚約者) 2007年4月27日・48歳
  • 福原一臣 (海老沢 守) 2007年7月28日・61歳
  • 根岸明美 (五十嵐 幸子) 2008年3月11日・73歳
  • 金杉太朗 (田代 太郎) 2008年8月2日・33歳
  • 奥村公延 (動物園の飼育係) 2009年12月24日・79歳
  • 日向明子 (市川 真木子) 2011年3月5日・56歳
  • 河上恭徳 (怪人二十面相/詐欺師の清水) 2011年3月・62歳
  • 千石規子 (原島 サダ) 2012年12月27日・90歳
  • 田坂 都 (岡野 かをり) 2013年06月11日・60歳
  • 斎藤晴彦 (中上 慶三) 2014年6月27日・73歳
  • 大塚周夫 (諏訪 秀夫) 2015年01月15日・85歳
  • 菅井きん (荒牧先生) 2018年8月10日・92歳

    このドラマでは無くてはならない方達でした。
    うちの子にかぎって…では永遠に不滅です!




 5年3組メンバー


出演の子役たちは、劇団から選抜され、さらにTBSのオーディションに合格した、選りすぐりのメンバー。当時の売れっ子な名子役も多く出演していました。
どこまでが演技なのか分からないほど、大人顔負けの芸達者ぶりで、このドラマをいっそうの傑作とさせています。

おかげさまで、当サイトにこれまで12人の出演者の方が訪れて下さいました。
貴重なエピソードなども頂き、当時、ブラウン管の向こう側にいた方から直々にお話を伺えるとは、うちの子ファンとしてこの上ない喜びで、本当に光栄です。ありがとうございます!





◇独眼竜

パート1第1話での、主役・市川役であった嶋英二さんが、2015年7月29日、NHK BSプレミアムのドラマ『独眼竜 花嫁道中』に出演されました。
渡辺謙さんの息子・渡辺大さんらとの共演で、『独眼竜政宗』をリスペクトするシーンも多々ありました。
公式サイトでのインタビューやPR動画にも登場!お元気でご活躍の様子で、うちの子ファンとしても嬉しい限りです。


◇西尾まりさん・鈴木美恵さんが共演

2009年の秋ドラマ『ギネ』(日テレ系)に、西尾さんが妊婦の入院患者役・鈴木さんが助産師役で出演しました。
番組
公式サイトに、何とも嬉しい2ショット写真も載っています!
お二人の共演は、『パパはニュースキャスター・帰って来た鏡竜太郎スペシャル』(1994/9/30)以来、実に15年ぶりの共演だったのでは!?

特に最終回では、決定的な共演シーンがありました。病院内での即席結婚式を見て、
(西尾さん) 「映画みたいですね〜」
(鈴木さん) 「私も結婚した〜い」
(西尾さん) 「独身だったんですか?」
(鈴木さん) 「そうだけど?」
とのやりとりでした。短いシーンながらも、さすがにお二人の息はピッタリでコミカル、
しかもセリフも、まるで二人のために用意されたかのような?絶妙なものでした。

「オンナになっちゃった」の子が出産とか、赤ちゃん取り違え騒動の子が助産師とか、何か不思議な縁のような?
TBSでなく、日テレで再会というのも意外でしたが、長年、お二人の共演を見たいと思っていただけに、二人揃っての姿は本当に感動的でした。


◇特撮ヒロイン

パート2で芹沢朋子役だった川口智子さんが、2004年5月1日、CS「フジテレビ721」での「チャンネル北野」に出演されました!
特撮ドラマ『ペットントン』(83/10/2〜84/8/27・フジ系)でのヒロイン・野原小百合役だった事で、スペシャル企画 #105「なべやかんの特撮ヒロイン大集合!」のコーナーへの出演でした。
当時のエピソードなどを披露され、現在では何と小学校の先生だそうです。
とにかくも貴重な出演で、お元気な様子を伺えて、うちの子ファンとしても感激です。

ちなみに、『ボクらは少年探偵団』の回では、女流剣士という意外な一面がありましたが、『ペットントン』でも、特技は剣道というキャラだったようです。
そして『モモコクラブ』では、剣道着姿で出演した事もあったようで、実は当時、剣道部に所属していたらしいです。


◇タカラジェンヌ

その後、タカラジェンヌになられた方もいました!
パート2で今井今日子役だった広田 愛さんは、93年に宝塚音楽学校に入学(受験倍率46倍で、史上2番目の高さ)。95年に卒業され、『宝塚歌劇団』に入団(第81期)。
「麻愛めぐる」(まちかめぐる)の芸名で、雪組の男役として10年以上活躍されました。
2006年5月、寿退団されました。


◇磯崎亜紀子さんのサイン


このサインは1996年、当時すでに芸能界を引退された、OL時代に書いて頂いたものだそうです。(184さん提供) 
アイドルな現役時代にはしょっちゅう書かれていたはずで、引退されていてもさすがに書き慣れた感じです。
ちなみに一時期、少しふっくらとした感じの頃がありましたが、元のスリムなスタイルに戻り、社内でもどこか特別な存在であったそうです。






◇劇団一覧 (オープニングクレジットより)
【パート1】

劇団いろは  劇団日本児童
東京宝映  現代ぷろだくしょん
劇団若草  日東芸能プロダクション

劇団ひまわり  劇団東俳
テアトルアカデミー  原木事務所
芸プロ

【パート2】

劇団ひまわり  劇団日本児童
東京宝映  杉塾

劇団若草  劇団いろは
東映児童  芸プロ

(芸プロ(綜芸企画)はエキストラ専門の劇団で、子役の所属は無いようです)

◇所属の劇団 (判る方のみ)
  ( )は、所在地・設立年・主な子役出身者です。

    【パート1・パート2】
  • 劇団いろは  
    市川、小林、津田、
    百瀬
    (世田谷区宮坂 林 寛子、佐久間真由美、岡 浩也、伊藤つかさ、有馬加奈子、大塚ちか子、えなりかずき)
  • 劇団日本児童 
    上原、
    中上、西村、居作、柳、芹沢、原島、(田代)
    (大田区山王・昭和33年 宮脇康之、吉田友紀、多賀基史、伊藤淳史)
  • 劇団ひまわり 
    木下加代子、
    中浦、海老沢、林、(芦沢冴子)
    (渋谷区恵比寿西・昭和27年 松田洋治、仙道敦子、中嶋朋子、坂詰貴之)
  • 劇団若草   
    井上、西川、
    広瀬、山脇
    (杉並区西荻南・昭和24年 杉田かおる、坂上 忍、斉藤こず恵、吉岡秀隆)
  • 東京宝映(現・宝映テレビプロダクション)   
    竹田、羽田、(早乙女)

    (新宿区矢来町 大場久美子、三原じゅん子、小川範子)

    【パート1】
  • 劇団東俳   
    梅沢、原田、松尾、宮田、
    青木、重松、若林、渡辺
    (豊島区駒込・昭和38年 工藤静香、星野真里、長州小力、雛形あきこ、井上真央)
  • 現代ぷろだくしょん (新宿区中落合・昭和26年)
  • 日東芸能プロダクション
  • テアトルアカデミー (新宿区下落合・昭和55年 高部知子)
  • 原木事務所

    【パート2】
  • 杉塾 (当時、杉良太郎が主宰)
  • 東映児童(現・東映アカデミー) (練馬区東大泉・昭和33年 児島美ゆき、伊藤かずえ、小林綾子)

◇劇団の広告

『うちの子』放送以前、1984年春頃の『劇団いろは』の広告です。すでに劇団の看板子役であった事が分かります。(ご本人・パート1の津田くん提供です)












パート1当時、『TVガイド』誌に載っていた、『劇団東俳』の広告です。
“TBSテレビ新番組 『うちの子にかぎって』 大挙レギュラー出演”
として、6人が載っています。





 





 OPにクレジットのメンバー


オープニングにクレジットされた、5年3組メンバーの一覧です。

◇パート1
第1話  市川、木下、深見
第2話  中上、深川、石野松尾
第3話  西川、深見、原田、佐竹・青木・永田
第4話  広瀬、萩原、森田
第5話  高野、松本
第6話  上原・竹田、小林木村・石野松山・深見・梅沢
最終話  西川、佐竹・永田・青木

◇パート2
第1話  高丘、小林、中上西川・竹田・深見石野森田
第2話  居作、鴨下
第3話  諏訪、森原
第4話  五十嵐・白井
第5話  井田、中浦、岡野
第6話  牛島、吉本、佐藤
第7話  原島
第8話  海老沢
第9話  山脇木下
第10話  子安、手塚、諏訪
第11話  阿部、鈴木
第12話  岡田、
最終話  白井、居作

◇スペシャル
(エンディングで、他のメンバーとは別にクレジット)
SP1  諏訪・海老沢・井田・原島・岡野  子安・岡田・羽田・久我・居作
SP2  諏訪羽田・岡田井田居作海老沢


パート1・パート2共に、23人位がクレジットされていて、概ねクラスの3分の2ほどでした。
クレジット最多は、深見、居作諏訪(4回)。西川石野、井田・海老沢(3回)でした。





inserted by FC2 system