番組データ


 番組スタッフ


◇主なスタッフ    ( )は、シリーズ開始当時の年齢です。


プロデューサー八木康夫 (34)
松田幸雄 (31)

SP I  八木康夫・松田幸雄・伊藤一尋
SP II  伊藤一尋・八木康夫
脚 本伴 一彦 (30)

SP II  遊川和彦 (28)
演 出 松田幸雄 (31)
パート1 #1 先生!ブスが好きなんですか
パート1 #4 まさか!うちの親にかぎって
パート1 #7 ちいさな恋のものがたり
パート2 #1 毎度おさわがせします!
パート2 #5 スチュワーデス物語
パート2 #8 カネゴンの逆襲
パート2 #13 うちの子にかぎって…は永遠に不滅です!
スペシャルII  男女6人春物語

吉田秋生 (32)
パート1 #2 女のヨロコビってなあに?
パート1 #6 転校生はスーパーヒーロー?!
パート2 #3 あたし…オンナになっちゃた
パート2 #6 ボクらは少年探偵団
パート2 #9 転校少女にナニが起こったか?

塩川和則 (34)
パート1 #3 禁じられたアソビ
パート1 #5 親よりお金
パート2 #2 俗悪テレビ番組 文句あるなら云うてみい
パート2 #10 エリマキトカゲはどこへ行った?

遠藤 環 (33)
パート2 #7 キャプテン翼ものがたり
パート2 #11 ニャンニャンしましょ♡
スペシャル  京都修学旅行大騒動

伊藤一尋 (29)
パート2 #4 骨まで愛して
パート2 #12 女心がわからないんです…
音 楽チェッカーズ
製作著作TBS



このドラマは、その前クールのドラマ(家族ゲームU)が2クールの予定が、視聴率が芳しくなく途中で打ち切りが決まり、急遽その枠を埋めるために制作された経緯があったようです。
そのため、パート1が全7話と短めでした。

急遽、枠を埋めるためのドラマという事もあり、プロデューサーにまだ若手だった八木さんに白羽の矢が立った、という事でもあったようです。
「緊急事態だから内容は全て任せる」と言われていたそうで、
それが故に、やりたい放題、自由な発想のドラマの誕生にもつながったようです。
もし最初から決まっていた枠だったら、ここまで自由奔放なドラマは作れなかったかもしれません。
このような経緯で生まれたドラマが、ヒット作となり、続編であるパート2、さらにはスペシャル編まで続く人気ドラマとなりました。

スタッフの面々も、今でこそベテランな方々ばかりですが、当時は新鋭若手スタッフであり、そして主演の田村さんにとっても、初めてのコメディドラマ出演…と、何かと初めての挑戦が多かったようです。
しかし、その事こそが大いなる原動力ともなって、まさに新鋭パワーが炸裂!
それまでのドラマには無いような、斬新な傑作を生み出す結果となりました。


◇タイトルバック

【パート1】
白い雲が浮かぶ青空を飛ぶ天使たち。しかし雷雲に突入すると、悪魔に変身してしまうという、ストーリー性のあるものでした。ラストは、たくさんの悪魔たちを、遠くから見ると天使に見えるという、ブラックユーモアたっぷりなものでした。
タイトル画は、イラストレーター・楢 喜八氏によるものでした。

【パート2】
宇宙を飛ぶロケットが、突然空中分解。街にエイリアンたちが舞い降りる。そのエイリアンたちの顔は…、5年3組の生徒たち、という、やはりストーリー性のあるものでした。
このドラマのキャッチコピーだった、『現代っ子は異星人(エイリアン)か?』に沿ったものでした。




 当時の広告


パート1の、中吊りポスターです。(出演者の梅沢君からの提供です)
まだこの時点ではタイトルロゴは無く、小坂先生のメガネも異なっていたりしています。
生徒は全員でなく、4人(市川・高野・西川・原田)写っていません。
(クリックで拡大されます)










パート1の放送前、『TVガイド』誌に載っていた予告広告です。









当初、複数の脚本家による、各回ごとの競作の予定だったそうで、
まだこの時点では、
「原案/赤川次郎、脚本/伴一彦  筒井ともみ  福岡秀広」
と表記されていました。
筒井さんは「家族ゲーム」や、のちの「もしも、学校が…!?」、
福岡さんは「わが子はアイスキャンデー」など脚本されています。





 シナリオ本


当時、シナリオ本が発売されました。(発行:日音  定価:各980円)
放送とは異なっている箇所などもあって、その違いを比べるのも興味深いものですが、今では絶版となっています。
ただシナリオ自体は、脚本家・伴一彦さんのオフィシャルサイト『
BAN IS FOR BAN』で、嬉しいことに公開されています!この作品に関する様々なエピソードなども拝見でき、うちの子ファン必見のサイトです。



◆パート1  発行日:1984年9月25日




背表紙には、何とパート2で登場した、『うちの子Tシャツ』のイラストが描かれています。
パート1の時点ですでに作成されていたようで、作者は不明です。
ちなみにパート1最終話で、本屋で西川と「偶然」出会った恵村萌子が、書棚の本を探すシーンで、この背表紙も映っていました。












表紙は、石橋先生を取り囲んでの、5年3組のスチール写真です。
(クリックで拡大されます)
この写真は、のちに発売されたビデオ 『うちの子にかぎって… 傑作集』 の、パッケージにも使われました。
タイトルロゴは、改行が無く一行で、文字の段差も少ない感じです。











裏表紙は、表紙の写真から抜粋した11人の写真が並んでいます。
(左上から順に、松本・小林・松山、吉岡・井上・深川、森田・森・塚本、西村・梅沢)

ちなみにカバーを外すと、何人かの生徒達が並んでいる写真で、先生の姿はありません。中吊りポスターから、一部を抜粋したモノクロ写真です。
表は、深川・石野・竹田・広瀬、吉岡・百瀬・深見。
裏は、梅沢・佐竹・渡辺・西村、森・塚本・木村です。












中表紙です。一見表紙と同じ写真のようですが、
よく見ると石橋先生が両手を挙げているのでは無く、
竹田と西村の頭に手をやっていたりして、別ショットです。












口絵ページです。モノクロですが、貴重なスチール写真が載っています。
ただし何故か、第4・5・7話の写真は載っていません。














口絵ページは、3ページあります。
西伊豆の海岸では、何とビックリ!スイカ割りもあったようです。
西川がスイカ畑から調達して来るシーンの、続きだったのかも…?
面白そうなシーンですが、放送時間の都合でカットされてしまったのでしょうか?











◆パート2
パート2は、上巻(第1話〜第7話)・下巻(第8話〜最終話)に分かれています。

PART2 上  発行日:1985年5月 






背表紙です。













表紙は、5年3組の教室でのスチール写真です。
表紙の主役は富永!?と言ってもいいほど、目立っています。
つばさは石橋先生の腕で、薄井もちょうど富永の挙手で顔が隠れたりしています。













裏表紙は、写真が繋がっていて、教室の右半分です。
はっきりと顔が写っているのは、表紙も合わせて11人ほどでした。
そして、あの『うちの子Tシャツ』のイラストが描かれています。

発売当初は、黄色い帯が付いていたようです。
石橋先生がいづみ・絵里から誕生日の祝福キスの写真と、
「TBS系テレビ・ドラマ
 シナリオ・ブック」
「石橋先生が帰って来た!
 待望のPARTU誕生!!
 またまたおさわがせします!!」
とありました。













中表紙は、第1話の写真です。
特徴的な丸まっこいタイトルロゴは、放送と同じ、改行された躍動感あるものです。
このロゴは、タイトルデザイナー・篠原栄太氏の作だったようです。














口絵ページは、石橋先生メインです。















写真のあるのは第1・2・3話のみで、
第4・5・6・7話の写真は、残念ながら載っていません。















パート1の、シナリオ本の広告もありました。
「吉祥寺の街を舞台にあばれまくる」とあります(笑)

発売当初は、石橋先生とクラス委員・広瀬栞との
写真付きの赤い帯が付いていたようです。
「小学生パワー大爆発!!
現代っ子は異星人か?
さて、あなたのお子さんは!?」

帯の裏面には、
「このドラマは、小学5年生の子供たちを主人公に、
彼らの発言、行動を通して 大人たちの社会を風刺していくもので、
明るい中にも『毒』を持った、
コメディタッチのシニカルドラマである」
とありました。












下巻の予告広告もありました。
この教室の写真は、表紙ものとは別ショットで、
当時の新聞広告の写真と同じです。











◆PART2 下  発行日:1985年7月 (第8話〜第13話)

 下巻の表紙カバーは、水色です。写真などは上巻と同じです。













中表紙は、石橋先生夫妻と、浩介・コースケ(猫)です。















第12話と最終話の写真は、載っていません。















口絵ページの最後は「デートクラブニャンニャン」の第8話と、
小坂先生と元教え子・柏原芳恵の再会シーンの写真です。











◆シナリオ本プレゼント

当時、番組の終わりの「次回予告」の直前に、「シナリオ本プレゼント」の紹介が流れた回がありました。

パート1は、西川とみどりのナレーションで、何人かの生徒の顔がひとりずつ映る、という、パート2のオープニングの発祥?のような映像での紹介だったそうです。

パート2は、プレゼントの紹介をするいづみの隣で、真由美がシナリオ本を笑いながら夢中で読んでいる、というショートコントのようなものでした。

 いづみ「ピンポーン。『うちの子にかぎって…』シナリオプレゼントのお知らせです。ご覧の宛先に、あなたの住所、氏名、年齢を書いて送って下さい。抽選で200名様にプレゼントします」
 いづみ「(隣でずっと本を読んでニヤニヤしている真由美に)ちょっと、真由美!仕事よ、仕事!」
 真由美「だって、面白くて目が離せないんですもん」
 いづみ「(顔をそむけて)しらじらしい〜」

このパート2の映像はCS再放送の際、『カネゴンの逆襲』の「次回予告」に続き放送されました!
(パート1の「シナリオ本プレゼント」の映像は、残念ながら再放送はされていません)





 サブタイトルの変更


サブタイトルは、当初予定のもの(仮題?)から、変更された回もあったようです。
番宣ポスターやテレビ雑誌などと異なっていたり、中には新聞のテレビ欄とも異なっていた回もありました。
『女のヨロコビってなあに?』は、予想以上にインパクトのある出来となったため、放送順序も変更されたらしいです。

◇パート1

第1話  『ジャーナリッ子世にはばかる』 →   『先生!ブスが好きなんですか』
第2話  『100円ちょうだい』 →    『親よりお金』 (第5話)
第3話  『スター誕生』 →    『女のヨロコビってなあに?』(第2話)
第4話  『うちの親にかぎって』 →   『まさか!うちの親にかぎって』
第6話  『愛は地球を救う』 →   『転校生はスーパーヒーロー!?』

◇パート2

第3話  『ブスにはブスの生き方がある』 →   『あたし…オンナになっちゃった』
第5話  『ボクの将来、親しだい』 →   『スチュワーデス物語』
第7話  『うちの嫁にかぎって…』 →    『キャプテン翼ものがたり』
第12話  『みんな悩んで大きくなる!』 →   『女心がわからないんです…』






ドラマ以外の映像というのも、貴重なものだと思います。


◇パート1

昼間の時間帯に、生放送(!)での番宣があったらしいです。



◇パート2

1985年4月2日(火)の夜、TBS開局30周年の特番『30周年だョ!全員集合』の中で、新番組の紹介があったようです。
総合司会は、明石家さんま・斉藤慶子。
番組自体は赤坂での3時間生放送でしたが、『うちの子』のシーンは、緑山スタジオでの教室セットの映像で、生だったのかどうかは不明です。時間にすると数分の番宣でした。

第1話の10日前という事で、すでに第1話などは撮り終えているはずで、生徒の服装などから察すると第3話の収録だったようでした。
教室の席順はほぼ通常通りでしたが、森原紀子が不在で、代わりに朋子が紀子の席に着いていました。目立つ席だけに、これだけでも違和感ある感じでした。

森尾由美さんの紹介から、何と小坂先生が5年3組の教壇に(!)
まずは、教室の後に授業参観な格好で立つ、石橋・荒牧・矢野先生を、「石橋先生役の、田村正和さーん!」といった感じで、ひとりづつ紹介を。
田村さんのリアクションは、やはり「石橋先生」とは違う感じで、静かな笑みを浮かべる渋いものでした。
対して所さんは小坂先生のテンションとほとんど変わりなく、とんとん拍子な司会ぶりを。

そして、「今日のテーマは、『男がいいか?女がいいか?』」という事で、生徒たちへ、「意見のある方!」。
すると皆が即座に、「はい!」と元気良く挙手。
これが4回ありました。
当たったのは、中浦・絵里・手塚・川井の4人。
中浦は「立ちションできるから」、手塚は「子供を産む時痛くないから」、川井は「女はカワイイというだけで何でも許されるから」との事で、男を支持。
絵里は、「どっちも嫌です」と、中立の意見を。それぞれに、所さんの軽妙なツッコミが。

そこへ突然、とんねるずの乱入!
鞭を持った貴明が、「ムチの子にかぎって」、大きな鍵をぶら下げた憲武が、「うちの子にカギっ子」などのギャグに、所さんものけぞり返るほど。
さらには大きな作り物の切手を見せ、生徒たちが「うちの子に小切手」と声を揃えて答えたりも。
終いには田村さんにもギャグをかまし、田村さんも思わず苦笑でした。



◇スペシャル1

たぶんあったのだとは思いますが…?詳細不明です。



◇スペシャル2

本放送を5日後に控えた1987年3月27日(金)、16:00〜18:00にスペシャル1の再放送があり、その最後の10分ぐらいに放送されました。

この日は、20:00〜『風雲!たけし城』、21:00〜『パパはニュースキャスター』の最終回を迎える日でもあり、西尾さんと鈴木さんがキャスターとして登場。
そのバックには、鏡竜太郎風な田村さんの顔パネルが大きくセットされていました。

そして間もなく、「今日は素敵なゲストちゃんをお呼びしているんですねぇ〜」で、『ザ・ベストテン』のセットで使われるミラーゲートから、まず和美が「山下亜紀で〜す!皆見てる!?」と登場、続いて居作がマジックをしながら?登場、その後に岡田が「所さんだよぉ〜」などと元気良く行進、最後に羽田が「みんなのアイドル!」と自分の名前パネルを持ちながら登場。
スペシャル2での「男女6人」が揃った所で、うちの子の「迷場面」シーンを皆で愉快に鑑賞しました。
そして最後に、スペシャル2の予告がありました。

(この映像は、スペシャル1が収録されている
市販ビデオの最後に、映像特典として収録されています)




 番組誕生の経緯



--- 1983年 ---

  • TBSの八木康夫プロデューサーと、主ににっかつ映画を手掛けていた脚本家・伴 一彦さんが、初顔合わせ。

    伴さんの脚本した映画に出演していた、俳優・吉原正皓さん(のちのパート2で、高丘の父親役)の紹介によるものだったそうです。
    この時点ですでに、八木Pが1年後の金曜夜8時枠をプロデュースする事は決定していたらしく、その中で伴さんの作品を使う約束に。


--- 1984年 ---

  • 3/11
    「新鋭ドラマシリーズ」にて、単発ドラマ『わが子はアイスキャンデー』オンエア。
    (プロデュース・八木康夫、演出・松田幸雄、原作・赤川次郎、脚本・福岡秀広)

    この好評を受けて、連続ドラマ『うちの子にかぎって…』の企画がスタート。
    当初、伴さんの脚本担当は学級新聞騒動を描いた第1話のみで、他の回は複数の有名脚本家による競作の予定だったそうです。
    ただ実際、有名脚本家のプロットと比較したところ、伴さんの作品の方が優ると判断され、結局は全話を担当するに至ったらしいです。

    いかに伴さんの作品が光っていたかが窺われるエピソードですが、
    当時のテレビ界では無名に等しかったはずの伴さんの作品を採用した、八木Pの英断もさすが!
    伴さんにとっては一躍、大出世作に!

    この時点では、まだ主演俳優は決まっておらず、コメディな役者を想定していたらしいです。

  • 4/6〜6/11
    金曜ドラマ『くれない族の反乱』オンエア。(プロデュース 大山勝美・八木康夫)

    田村正和さんと八木Pが、初顔合わせ。
    その最終回の撮影現場で、田村さんと息子の離別シーンを見た八木Pは、泣くほどまで感銘を受けたそうです。

    そして、田村正和と子供を組み合わせたらすごくいいのでは…と、『わが子はアイスキャンデー』のビデオを持って、「こういう物を創ろうとしているんですけど、どうですか?」と出演を依頼。
    そのドラマを田村さんはオンエアの際にすでに見ていて、
    「面白いドラマだなぁ。若いの(スタッフ)はこういうの作るんだぁ」と思って見ていたそうで、
    「それ見たよ。すごい面白かったよ」で、「やろうやろう」という事になったようです。
    「決してヒーロー役ではなく、情けない先生役ですよ」とも、八木Pは念を入れて確認したそうですが、
    それでも全然抵抗も無く自分でやりたいと思ってやったそうで、果たして先生役は、何とコメディドラマ初挑戦となる、田村正和に決定!
    田村さんにとっても、役者人生の中での新境地を開く作品に。

  • 4/20〜7/13
    金曜夜8時枠で、『家族ゲームU』オンエア。
    2クールの予定が、視聴率が芳しくなく、7月で打ち切りに。
    そのため、急遽その枠を埋めるための、新ドラマが制作される事に。

  • 6月?
    急遽、枠を埋めるためのドラマという事もあり、新ドラマのプロデューサーは、まだ若手だった八木Pに白羽の矢が立った、という事でもあったようです。
    「緊急事態だから内容は全て任せる」と言われていたそうで、
    それが故に、やりたい放題、自由な発想のドラマが誕生へ。
    もし最初から決まっていた枠だったら、ここまで自由奔放なドラマは作れなかったかもしれません。

  • 6月?
    子役オーディションなど。3次オーディションまでもあったらしく、「100万円あったら何に使う?」などの質問もあったらしいです。

  • 7/?
    クランクイン。最初の撮影はスタジオではなく、井の頭公園での動物園の課外授業シーンだったらしいです。
    撮影順序は、1・5・4・2・3話の順だったらしく、番組が始まって以降、6話・最終話の撮影があったみたいです。

    田村さん、森下愛子さん共、他に掛け持ち出演のドラマがあり、多忙の中での撮影だったようです。
    特に田村さんは時代劇と掛け持ちで、週二日だけ東京、あとは京都、というハードスケジュールをこなしていたようです。
    そのためか、第3話の西伊豆のロケも、一泊二日という強行スケジュールでの撮影だったようです。

  • 8/17〜9/28
    毎週金曜日の夜8時〜、『うちの子にかぎって…』オンエア!

    脚本を練る伴さんは、ホテルに缶詰、もしくはTBSの会議室で朝を迎えた事も何度となくあったそうです。
    最終話の原稿を書き終えた時、すでに最終話の撮影は始まっていたそうで、時間との戦いの中で生まれた、苦心の作でもあったみたいです。
    ちなみに、原稿は手書きで書かれていたそうで、ワープロを使い始めたのは翌年のパート2の時からだったそうです。

    ワンクールより短い全7話での放送は、当初からの予定でした。
    好評を受け、その後パート2の企画が持ち上がったようです。


--- 1985年 ---

  • 3/?
    続編となるパート2の、生徒役オーディション。
    その数日後、子役達が緑山スタジオ近くの『こどもの国』へ。
    自由に遊ぶ様子をスタッフがチェックし、キャスティング等に活かしたようです。
    そしてこの時、「同じ劇団同士にならないように、男子3人・女子3人の班を作って!」との指示から、子役たち自らが作った班が、そのまま5年3組の班となったそうです。

  • 4/12〜7/26
    パート1終了から半年後、続編であるパート2が、同枠にてワンクールでオンエア。
    タイトルは特に「2」とは冠されず、前作と同じく『うちの子にかぎって…』。

    脚本の執筆に特に時間の掛かった作品は、差別問題も絡んでいた第5話で、一カ月以上掛かったそうです。赤ちゃん誕生のラストまで、産みの苦しみがあったようです。
    その一方、第9話は一週間ぐらいで書き上げたそうです。

    最終話のラストには、クランクアップの様子も盛り込まれ、その時の羽田のセリフ
    「また一緒に仕事したいね〜田村さん、ネ」は、
    翌年のスペシャル編で現実なものに…!

  • 10/11〜12/20
    田村正和のコメディドラマ路線・第2弾、『子供が見てるでしょ!』オンエア。
    『うちの子』出演者も、多数出演していました。

  • 10/12
    単発ドラマ『うちの子にかぎって…番外編 避暑地のC』(中山美穂主演)オンエア。
    パート2最終話の翌週に、プロ野球中継が雨で中止であれば放送の予定だったようですが、プロ野球中継は放送されたため、季節はずれの放送だったようです。


--- 1986年 ---
  • 4/18
    『スペシャル 金曜日の子供たちへ 水戸黄門と夢の共演 !! 京都修学旅行大騒動』オンエア。
    京都ロケという、いかにもスペシャルな豪華版。
    エンディングの、新学期の集合写真シーンは、シリーズ完結っぽい印象でした。


--- 1987年 ---
  • 1/9〜3/27
    田村正和のコメディドラマ路線・第3弾、『パパはニュースキャスター』オンエア。

    最終回放送日の夕方、『うちの子』スペシャル1が再放送され、その最後の15分ほどに、5日後に放送となる、『うちの子』スペシャル2での「男女6人」が登場!番宣をしました。

  • 4/1
    『スペシャル2 男女6人春物語 卒業記念風雲!たけし城大攻防戦』オンエア。

    この回のみ、脚本はそれまでADであった遊川和彦さんによるものでした。
    企画の段階でポンポン発想が生まれたため、「じゃ、書いてもらおう」という経緯だったらしいです。

    エンディングでは、音楽の他に唯一、いづみのセリフ「また、会えるかな?」に音声がありました。
    あたかも続編を期待させるかのような 最期だったものの、残念ながらこの作品をもって、『うちの子』シリーズは永遠となっています。



 番組スポンサー


◆パート1

  • 三菱自動車
  • 明治製菓
  • ライオン
  • ノエビア化粧品
西川の両親が身代金受け渡し場所へ向かう時に乗っていた赤い車や、石橋先生が運転する民宿・磯辺のワゴン車などは三菱車でした。

(「金鳥の夏!」はスポンサーではなかったようです)


◆パート2
  • (暮らしをみつめる)ライオン
  • (未来をひらく技術と信頼)MMC 三菱自動車
  • 不二家
  • 日清食品
  • Nikon
ライオンは、第8話の校内放送での諏訪薬局のCMで、いづみがバッチリ宣伝。
「頭痛には『バファリン』、勉強疲れには『こどもスマイル』をどうぞ」
「アレも、あります」

三菱車も、よく登場していました。
高丘陣営の選挙カー
五十嵐工務店の軽トラ
井田葬儀社のワゴン車
薄井酒店の軽トラ
原島弁護士お迎えの、黒塗りの高級車
相模湖に矢野先生を迎えに来る、夏川先生のクーペ
『エリマキトカゲはどこへ行った?』の「エリマキトカゲ」も、元々は三菱自動車のCMがきっかけで流行したものでした。

不二家は、最終回の相模湖でのバーベキューで、全員分の『不二家ネクター』が置かれていました。
Nikonは、まりもの祖父がデートで首からぶら下げていたカメラが、Nikonでした。

(「流行ってるんだな〜、アディダスって」の、アディダスはスポンサーではなかったようです)





◇スペシャル

不明です。
もしかして、「出掛ける時は忘れずに」の、アメリカンエキスプレスカードだったりして?


◇スペシャル2

大王製紙・養命酒・Hatchi(高見山のふとん)・ミスタードーナッツ・安田生命・太平洋証券・永谷園・殖産住宅
積水ハウス・メナード化粧品・江崎グリコ・牛乳石鹸・大正製薬・ケンタッキーフライドチキン(宮沢りえ)・ライオン・コカコーラ

大王製紙のCMには、田村正和が出演。(エリエールティシュー・紙おむつシエステ)
グリコは、卒業アルバムで点数を付けるシーンで、テーブルには『コロン』があり、真由美が『ポッキー』をかじっていたり。

(「しあわせ〜って、何だ〜っけ、何だ〜っけ、ポン酢醤油はキッコーマン」は、スポンサーではなかったようです)



 金曜夜8時


毎週金曜日・夜8時からの放送でした。
この放送枠は当時、「金」曜「八」時の字の如くだった、『3年B組金八先生』(居作の母オススメ)以来、教育的なドラマが放送される枠でした。

パート1の前クールに放送されていた番組は、『家族ゲームII』(長渕剛主演)
パート1の後番組は、『東中学3年5組』(南こうせつ主演)

パート2の前クールは、『花田春吉なんでもやります』(武田鉄矢主演)
パート2の後番組は、『もしも、学校が…!?』(三田村邦彦・片岡鶴太郎・山本コータロー)


◆金曜日の夜の、TBS系の放送スケジュール

19:00 『全国縦断!クイズあのねのね』 (パート2当時は、18:30〜『ニュースコープ』)
19:30 『野生の王国』 (パート2当時は19:20〜)
20:00 『うちの子にかぎって…』
21:00 『欽ちゃんの週刊欽曜日』
22:00 「金曜ドラマ」
     パート1当時は 『金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?』
     パート2当時は 『ふぞろいの林檎たちII』、『夫婦生活』



◆裏番組

NHK  『NHK特集』
日テレ系 『太陽にほえろ!』 (ブルース・マミー・トシさんがメンバーの頃)
フジ系 『金曜ファミリーワイド』、『おもしろバラエティ』
テレ朝系 『ワールドプロレスリング』
テレ東系 『スーパーTV』、『知って得するゼミナール』

プロ野球ナイター中継の場合もありました。

TBS系でも、パート2第5話の次週(5/17)・第7話の次週(6/7)・第9話の次週(6/28)は、ナイター中継のため、『うちの子』は休止※でした。
( 1 2 3 4 5 ※ 6 7 ※ 8 9 ※ 10 11 12 13 )

当時のナイター中継は、野球ファン(鴨下父のような?)には欠かせないものでしたが、このパート2に限らず、連続ドラマの視聴者にとっては、厄介なものだったと思います。
毎週の楽しみが無くなるだけでなく、二週間の間が開くと、連続性が断たれ、この番組まだ続いてたの?のような、どこか間抜けした印象になってしまうのは残念でした。






◇スペシャルの裏番組 1986/4/18(金) 19:20〜20:51

NHK   『ファミリードラマ・お箸とスプーン』
       『NHK特集』 「30万人の大改革・国鉄分割民営化計画」
日テレ系 『プロ野球 〜後楽園』 巨人×広島 解説・江夏豊
フジ系  おもしろバラエティ『さんま・一機のその地方だけしか見られない面白そうな番組』
テレ朝系 『プロ野球 〜西武』 西武×ロッテ 解説・野村克也
テレ東系 『気ままな釣り仲間』、『出会い街角エトランゼ』


◇スペシャル2の裏番組 1987/4/1(水) 19:00〜20:51

NHK   『7時のニュース』、『神奈川県知事選挙経歴・政見放送』、『クイズどきゅめんと』
日テレ系 『第7回 巨泉のワールドスタークイズ』
フジ系   映画スペシャル 『タッチ・背番号のないエース』(1986年)
テレ朝系 新・水曜スペシャル 『おもしろ生放送!加トちゃんケンちゃんエープリルフール』
テレ東系 『よろしく!すねかじりゲーム&クイズ』、『いい旅・夢気分』

  • スペシャル2は、30分遅れで放送
    当日TBSでは、「三井物産マニラ支店長の若王子さんが、無事開放」のニュース特番が入り、30分遅れの19:30からの放送だったようです。
    このため途中で何度か、次番組の
    「『さんまの花ムコ見習試験』 は9時32分からお送りします」
    のテロップが入ったらしいです。
    ちなみにこの日は、「国鉄」の分割・民営化により、「JR」が発足した日でした。



 プロット比較


各回のシナリオの他、パート1第1話〜第3話までのプロットも、脚本を担当した伴一彦さんのサイトで読む事ができます。 プロットを元にスタッフ達と打ち合わせをし、シナリオ化されたそうです。
オンエアとは異なっていた箇所などの比較です。


【第一回プロット】 『学級新聞』
  • 木下加代子以外は、役名が異なっています。
    石橋先生 → 松原先生
    市川 司 → 樋口浩介
    深見信哉 → 上原正記
    広瀬 栞 → 若松照子
    恋人とのスクープ写真を撮られる先生の名前も、
    「女の子に人気のある体育の矢野先生」でした。
    ちなみに、学校へスクープ写真の抗議をする上原の母親は、PTA会長でした。
  • 先生と奥さんとのスクープ写真は、
    東京駅にブルートレインを撮りに行った浩介が、
    出産のため帰省していた奥さんを迎える先生を目撃、というもので、
    最終回で出産ではなく、初回から赤ちゃん登場でした。
  • 先生のアパートでのスクープ写真は、木下さん親子がお中元?ではなく、
    赤ちゃんをあやす先生の髪が薄く、カツラだった!というもの(笑)
  • ラストは、放送部は登場せず、
    新聞を禁止された浩介たちが、今度は「週刊5年3組」という週刊誌を創刊に。

【第二回・プロット】 『スター誕生!』
  • 役名が異なっています。
    中上 綾 → 中川真純
    深川高子 → 木村智美
    真純がデートする相手は、第一話での嫌味な秀才になってます。
    松尾誠也 → 上原正記
  • 真純はモデルの仕事だけでなく、劇団にも所属。舞台に出演するものの「その他大勢」の役で、応援に来た先生や友達からも、どこにいたのか分からないと言われるほど。TVへの出演依頼もありそうになく、親バカな両親は何とかきっかけをつかもうと、歌合戦に申し込みを。
  • 真純は歌合戦で小泉今日子の物まね。ゲスト席には本人の小泉今日子ほか、大ファンのシブがき隊も。
  • 教室でのオンステージ、スカートめくり、女子の性教育映画、ミス5年3組コンテスト、アマゾネス、妊娠中で大きなお腹の涼子、音大生や小坂先生などは登場してません。

【第三回・プロット】 『真夏の出来事』
  • 役名が異なっています。
    西川 環 → 竹田義一
    深見信哉 → 山崎竜太郎
    原田幸太郎 → 高丘祐二
  • 祐二の父はトラック運転手ではなく、消防士。
  • 脅迫電話の最中、親と話すうちに、本当に泣き出してしまうのは竜太郎。
    祐二は、「今夜の『スチュワーデス物語』、ビデオにとっといて」。
  • 義一の母は、脅迫電話での指示を待つ間、子供から解放され、大掃除をしたり、美味しい料理を作ったり、銀座へショッピングに出掛けたり、など楽天的。
  • 先生の奥さんの実家は、西伊豆でなく、南伊豆。
  • 小坂先生やみどりたち、海以外の伊豆のシーン(火の見櫓・クワガタ・スイカ畑・金山の洞窟・座禅の寺など)は登場していません。



 視聴率


パート2やスペシャル編まで制作されただけの事はあって、視聴率的にも成功した作品だったようです。(ビデオリサーチ・単位:%)


◆パート1

話数サブタイトル関 東
視聴率
(占拠率)
関 西
視聴率
(占拠率)
第1話先生!ブスが好きなんですか 12.6 (15) 17.0 (22)
第2話女のヨロコビってなあに? 18.8 (23) 16.8 (23)
第3話禁じられたアソビ 17.9 (22) 16.8 (22)
第4話まさか!うちの親にかぎって 16.1 (19) 16.4 (19)
第5話親よりお金 16.3 (19) 17.7 (23)
第6話転校生はスーパーヒーロー?! 18.7 (21) 18.9 (24)
最終話ちいさな恋のものがたり 20.4 (24) 24.3 (31)
平均  17.3 (20) 18.3 (23)



◆パート2

第1話毎度おさわがせします! 20.7 (23) 16.8 (21)
第2話俗悪テレビ番組 文句あるなら云うてみい 15.6 (18) 13.3 (17)
第3話あたし…オンナになっちゃた 19.6 (23) 23.7 (31)
第4話骨まで愛して 13.8 (17) 14.1 (19)
第5話スチュワーデス物語 19.6 (24) 16.0 (21)
第6話ボクらは少年探偵団 14.7 (17) 17.5 (23)
第7話キャプテン翼ものがたり 16.4 (19) 17.3 (23)
第8話カネゴンの逆襲 14.2 (16) 12.4 (16)
第9話転校少女にナニが起こったか? 13.8 (15) 12.8 (16)
第10話エリマキトカゲはどこへ行った? 13.3 (14) 16.0 (20)
第11話ニャンニャンしましょ♡ 14.6 (17) 19.6 (24)
第12話女心がわからないんです… 14.6 (19) 18.9 (26)
最終話うちの子にかぎって…は永遠に不滅です! 15.6 (19) 20.8 (28)
平均  15.9 (19) 16.9 (22)



スペシャル金曜日の子供たちへ 水戸黄門と夢の共演!!
京都修学旅行大騒動
20.1 22.5
スペシャル
II
男女6人春物語
卒業記念風雲!たけし城大攻防戦
22.3 21.2






◇ニールセン

当時は、ニールセンによる視聴率データもありました。
現在ではビデオリサーチの独占市場となっていますが、やはり他社との比較データもあってほしいところです。

ニールセンのデータが判る回と、ビデオリサーチとのデータ比較です。


サブタイトルビデオリサーチニールセン
 関東関西関東関西
毎度おさわがせします!20.716.8 25.523.6
俗悪テレビ番組 文句あるなら云うてみい15.6 19.4 
あたし…オンナになっちゃた19.623.721.823.5
スチュワーデス物語19.616.020.819.1
キャプテン翼ものがたり16.417.319.819.2
ニャンニャンしましょ♡ 19.6 24.6
女心がわからないんです… 18.9 21.0
うちの子にかぎって…は永遠に不滅です! 20.8 21.6




 昭和59〜60年 年表


本放送当時の、社会での主な出来事やテレビ番組などです。
『うちの子』の劇中には当時の様々な事柄も登場し、時代を反映していた番組でした。



1984年 (昭和59年)

 主なテレビ番組主な社会の出来事
1月 『スチュワーデス物語』(堀ちえみ)(83/10〜84/3)ロス疑惑事件発覚
3月
 
『わが子はアイスキャンデー』(3/11)
 
グリコ社長誘拐事件(グリコ・森永事件)
4月
 
『くれない族の反乱』(大原麗子・田村正和)(4/6〜6/11)
『不良少女と呼ばれて』(伊藤麻衣子)

 
7月『学問ノススメ』(ビートたけし)ロサンゼルスオリンピック
(7/28〜8/12)
8月『うちの子にかぎって…』(8/17〜9/28)
『乾いて候』(田村正和)(8/23〜9/27)
 
10月『スクールウォーズ』
『オレゴンから愛』
『転校少女Y』(高部知子)
『北斗の拳』
『スーパータイム』(逸見政孝・幸田シャーミン)
コアラ6匹初来日
(東京・多摩、名古屋・東山、鹿児島・平山動物園)
11月 新紙幣発行(それまでは聖徳太子・伊藤博文)
『FRIDAY』(講談社)創刊
12月『紅白歌合戦』
(都はるみ引退・鈴木健二アナ「私に1分間時間を下さい」・生方アナ『ミソラ発言』など)
視聴率78.1%(!)
チェッカーズは、『涙のリクエスト』で初出場。以後、解散する1992年まで、9回連続出場。
堀ちえみは『東京Sugar Town』、小泉今日子も『渚のはいから人魚』で、それぞれ初出場。
 
CM「エリマキトカゲ」(三菱ミラージュ)、「私はこれで会社を辞めました」(禁煙パイポ)、「がんばれ、がんばれ、玄さん」(キッコーマン)
映画『お葬式』、『瀬戸内少年野球団』、『メイン・テーマ』、『晴れ、ときどき殺人』、『夏服のイヴ』、『インディ・ジョーンズ』、『ゴーストバスターズ』
音楽
『涙のリクエスト』、『ふたりの愛ランド』、『ケジメなさい』、『浪花節だよ人生は』、『星空のディスタンス』、『もしも明日が…』、『雨音はショパンの調べ』、『モニカ』、『ミス・ブランニュー・デイ』、『NEVER』、『泣かないで』
流行語「ザンゲ」、「くれない族」、「す・ ご・ い・ で・ す・ ね〜」、「イッキ・イッキ」、「教官!」、「なんですかア」
その他ベストセラー『金塊巻』、『見栄講座』   VTR普及率:18.7%




1985年 (昭和60年)

 主なテレビ番組主な社会の出来事
1月『毎度おさわがせします』(中山美穂)
『少女に何が起こったか』(小泉今日子)
『男の家庭科』(田村正和)
山口組竹中組長射殺事件
4月
『うちの子にかぎって…』 (4/12〜7/26)
『夕やけニャンニャン』(おニャン子クラブ)
『スケバン刑事』(斎藤由貴)
『スタア誕生』(堀ちえみ)
『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』
『澪つくし』
NTT、日本たばこ産業発足
つくば科学万博(3/17〜9/16)
6月 松田聖子・神田正輝結婚
豊田商事・永野会長刺殺事件
7月『たけしくん、ハイ!』 
8月『金曜日の妻たちへIII・恋におちて』
『もしも、学校が…!?』
『ママ、大変ダァ』
日航ジャンボ機墜落事故
10月『子供が見てるでしょ!』(田村正和)(10/11〜12/20)
『うちの子にかぎって…番外編 避暑地のC』(中山美穂)(10/12)
『ポニーテールは振り向かない』(伊藤かずえ)
『ニュースステーション』(久米宏・小宮悦子・小林一喜)
阪神タイガース21年ぶり優勝
11月 ハレー彗星大接近
12月『毎度おさわがせします2』(85/12〜86/3) 
CM「カエルコール」(NTT)、「タンスにゴン」
映画
 
『CHECKERS in TAN TAN たぬき』、『ペンギンズ・メモリー 幸福物語』、『銀河鉄道の夜』、『ビルマの竪琴』、『クララ白書 少女隊PHOON』、『台風クラブ』、『ランボー/怒りの脱出』、『ネバーエンディング・ストーリー』
音楽『あの娘とスキャンダル』、『セーラー服を脱がさないで』、『恋におちて』、『天使のウインク』、『Romanticが止まらない』、『雨の西麻布』、『ミ・アモーレ』、『涙のtake a chance』、『あなたを・もっと・知りたくて』、『俺ら東京さ行ぐだ』
流行語「金妻」、「不倫」、「どうもぉ〜」、「てか〜?」、「知っとるけ」、「知りまっしぇ〜ん」、「新人類」、「激辛」、「やらせ」
その他ファミコン『スーパーマリオブラザーズ』    VTR普及率:27.8%




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